~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



乙音の出産のこと(2)
b0087891_2384983.jpg昨日、近くでやっていた「仔犬のスペシャルバザール」なる、ブリーダーさんの即売会を覗きに行って来ました。新しい子を家族に迎え入れるつもりは毛頭なく、ただ「仔犬が見たい」だけで。(子猫もいました。)
日曜日なので、結構人が来ていました。子供連れのご家族や、若いカップルなど。
〔←ブリーダーさんのサイトから無断拝借。。すいません。。〕

仔犬や子猫を見る人の顔は、何と穏やかなことでしょう・・
「動物ってすごいなー」と、改めて思いました。
乙音が仔犬だった頃に気持ちを戻してみたくて、ヨーキーを探しました。
・・・2頭しかいません。。

今年、人気の出る犬種はヨークシャーテリアって言ってたぞ。。?
人気があるから少ないのか??

まあ、ブリーダー直売会だから仕方ない。。 案の定、チワワは沢山いました。
ヨーキー2頭とも女の子で、うち1頭は爆お昼寝中・・ (顔見せて。。)
もう1頭は起きていたので顔を見れました。
毛がモコモコしてて、色もスチールブルー&タンで、乙音の仔犬の時を思い出させてくれました。乙音は、私達と最初に出遭った時、他の子を押しのけて
「あたちをみて~~!」と、大アピールしてましたが、この子はケージの奥に張り付いて、「なんでちゅか・・?」と、ちょっと斜に構えて他人行儀な顔・・。

(・・ええ、通りすがりのおっさんですとも。。)

「やっぱ乙音が一番だったなぁ。。」 思い切り親バカな私ですが、乙音ほどの子はいませんね・・・。。

----------------------------------------------------------------
【お知らせ】 "ブログ内リンク" を、カテゴリに追加しました。今までの記事本文中、「飼い主の皆様に是非心に留めて頂きたいこと、外部リンクリスト」などをまとめたカテゴリです。(各記事へのリンクも貼ってあります。)
【初めてご訪問頂いた方へ】
4/30より時間を追って、「闘病記」「ペットロス」「春之進(乙音の兄)」の記事を書いています。(「闘病記」は2006/4/30からです。)
----------------------------------------------------------------


昨日の話の続きです。
乙音が産気付いて2時間余り。掛かり付けの獣医先生は外出中。。
急遽、紹介してもらった病院へと急ぎました。



~つづき~ 

掛かり付けの病院よりも、紹介して頂いたN病院の方が近く、それでも20分ほどかかります。
向う車中での乙音と言えば、「キョトン」とした顔をしていました。。うずくまってこそいましたが、それほど苦しそうでもなく、陣痛が収まったのかな・・と思うくらい、割と平気な感じでした。
こっちは、乙音と赤ちゃんの両方の命が懸かってるので、さぞや必死の形相だったことでしょう・・。

紹介されたN病院へ到着。
診察時間は終わっています。場所が分かるように看板を点けて頂いてました。
急いで病院へ入ると、N先生の奥さんが待っていてくれました。
診察台の上にトレーごと乙音を置いて、奥さんに経過を話そうとしたところ・・

『あれっ?』

乙音は、その名の通り丸くなってダンゴになっています。
何やらゴソゴソやっている・・。

妻:「産んだぁあっー!」

私とN先生の奥さんがトレーの中を見ると、何やら黒い塊が・・
奥さんがそれを取り上げると、それは中に赤ちゃんの入った黒い袋でした。
N先生の奥さんがその袋を破ります。
(※自宅で自然分娩する時の手順として、「袋で産むからそれをすぐ破る」というのがありました。そうしないと羊水で赤ちゃんは窒息してしまうそうです。)

その袋の中から・・・赤ちゃんの姿がっ!
乙音は自力で子供を産んだのですっ!

『生まれたぁ・・!』 私も妻も嬉しくて感激の涙。

その瞬間のことは忘れられません。 
感激や感動なんて言葉では表せない・・
待望の我家の孫(?)です!
「よく頑張ったね!」と、二人で乙音の頭を撫でて褒めました。
乙音はすごく嬉しそうで、「あたち、がんばったよー」と、しっぽを高速フリフリして、妻の顔をペロペロ舐めました。

私と妻が歓喜していると、奥からN先生が登場。(・・遅くねっ?)
































ン? 何かおかしい・・・。 泣き声は?


妻:「泣かないよっ・・」


そう、赤ちゃんの泣き声がしません。。
N先生、赤ちゃんを掴んで大きく円を描くように振って、羊水を吐かせようとしています。
1回、2回、3回・・・

・・赤ちゃんは泣きません。。


N先生:「だめかもな・・」


・・・今、何とおっしゃいました?!
N先生、赤ちゃんを連れて奥の手術室へ。 
何が起こったのか理解できないまま見に行くと、赤ちゃんの口を機械で吸引しています・・


『泣いて。。助かって・・』 祈りました・・


N先生:「可哀想だがだめだね・・。少しでも呼吸してれば何とかなったんだが・・」


・・・赤ちゃんは泣くことはありませんでした。。
産道に長く留まっていたために、産む前に窒息してしまったとのことでした。。


N先生:「産めたんだから、少し引っ張ってやれば出てきたな」
     「M先生(掛かり付けの獣医師)は、どうして診てくれなかった?」


M先生は会議で外出していたこと、M先生の奥さんに「ほっとけばいい」と言われたこと、後は・・何を話したか覚えていません。。
N先生は、「体が小さいんだから、予定日に帝王切開するのが常識だ」 ・・と。
そんな常識は知りません。。 放っておかないで、手で引っ張ってあげれば、乙音の赤ちゃんは産声をあげることができた・・ 
乙音の体にしては、赤ちゃんが大きく育っていたことも不幸でした。やはり出産予定日の直前に赤ちゃんの大きさを確認して、自然分娩にするか帝王切開にするかの判断をすべきではなかったのでしょうか・・。

悔しさや、怒りや、悲しみや・・いろんな感情が入り混じって、断片的に記憶がありません。。私は放心状態、妻は泣きじゃくっていたと思います。
N先生から赤ちゃんを渡され、私達の姿をまん丸な目で見ている乙音に、妻が赤ちゃんを見せてあげました。

・・母の本能ですね。。 
乙音は赤ちゃんを綺麗にするようにペロペロ舐め始めました。

少しの親子の対面ののち、乙音から赤ちゃんを離しました。
可哀想だけど、これ以上子供の記憶を残すのは酷です・・・
乙音に赤ちゃんを見せたのは、これが最初で最後になりました・・・

赤ちゃんは女の子でした。生まれていれば、今頃3歳半になっていた・・。乙音に似た、お転婆な子だったことでしょう・・。

赤ちゃんを埋葬する前に、写真を撮りました。
この子は息をして産まれてこれなかったけれど、私達の記憶には残してあげたかったから・・

ここにその画像をアップするかどうか迷いました。命の無い子の画像です。良く思わない方も多いことでしょう。昨日、乙音の出産のときの夢を見たのは、乙音のメッセージではないかと思います。「この子も忘れないで・・」 という・・・
私と妻が死んでしまえば、この子の存在を知っている人はいなくなってしまいます。。
「全ての方に」とは言いません。記憶に残して頂ける方は、この子、乙音の子の存在があったことを覚えていて欲しいのです・・・
  b0087891_4133132.jpg    b0087891_4141655.jpg









「乙音の赤ちゃん、安らかに・・」 宜しければどれか↓クリックお願いします・・・

人気ブログランキング【ブログの殿堂】 ペットブログランキング ブログランキング
愛犬ブログランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-05-22 04:19 | e.t.c.
<< ステロイドの副作用? ~水晶体の白濁 乙音の出産のこと(1) >>



闘病記・ペットロス・教訓   病気について・飼い主の知識・呼び掛け・告知
by haru
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
         
動画:在りし日の乙音
在りし日の乙音(約4分)  
 
haruのブログ
理不尽なこと 【10/2 更新】
Page View
UL5
カテゴリ
検索
リンク
フォロー中のブログ
以前の記事
最新のトラックバック
骨髄増殖性疾患
from 一語で検索
総コレステロール
from コレステロール・家族性高コレ..
それでもぼくは禁煙しない
from それでもぼくは禁煙しない
ペットの病気 大切なペッ..
from ペットの病気 大切なペットを..
心臓の病気 心臓発作の仕..
from 心臓の病気 心臓発作の仕組み..
腎臓の病気と症状 腎臓は..
from 腎臓の病気と症状 腎臓はカラ..
腎臓がんの症状と診断
from 腎臓がんの症状と診断
オーダー・フード、その後。
from 佐渡のワンコ
眼の健康を大切にしたい方..
from サプリメントの知恵
病気と健康
from 病気と健康
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
ボンレスハム工房へ
http://harutsuku.exblog.jp/

アクセス解析