~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【痙攣(けいれん)について】
乙音は2回目の痙攣(最初の発作から10日余り・・)を起こしてしまいました。。


〔痙攣〕という検索ワードで、このブログを訪れる方も多いので、今日は痙攣について少し書いてみたいと思います。 ※「カテゴリ」に「病気について」を追加しました。

   注)私は素人ですので、独自に調べた内容を書いています。
      信用のおけるものを参考にして(あるいは引用して)いますが、
     あくまで参考として下さい。
     ※飼い主の方が、「迅速な対処ができること」を目的としています。




【痙攣の原因】
痙攣には主に次の原因があるようです。(他にもあると思います)

   1)脳の機能障害によるもの(原発性てんかん)
   2)低血糖によるもの(吸収不良、インシュリン量が適正でない、e.t.c.)
   3)血中のCa低下によるもの(吸収不良、Ca摂取量不足、産後、e.t.c.)
   4)血中アンモニア濃度の上昇によるもの(尿毒症、門脈シャント、e.t.c.)
   5)炎症、外傷、腫瘍等の原因によるもの(続発性てんかん)
   6)感染症によるもの(犬ジステンバー、猫伝染性腹膜炎、e.t.c.)
   7)中毒症状によるもの(誤飲、葱類、チョコレート、e.t.c.)
   8)薬の副作用によるもの
   9)水頭症(脳内圧力の上昇による)

1)の「原発性てんかん」の場合、遺伝子の異常が考えられ、CTやMRIでも分からないそうです。痙攣の症状で、様々な検査をしても「原因不明」の場合、原発性てんかんと診断されるようです。原発性てんかんは、犬の痙攣発作の一般的な原因のようですが、猫の痙攣の原因としては少数のようです。逆に、5)の「続発性てんかん」は、猫に多い痙攣の原因のようです。

痙攣の原因が思い当たる場合(外傷、インシュリン投与、中毒、薬の服用など)はまだよいのですが、思い当たらない場合、私たち飼い主は不安になりますね・・。
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1回だけの痙攣であれば、一過性(中毒症状など)の軽微な原因の可能性があるのでまだ安心できますが、短期間(1週間~1ヶ月くらい)で何度も痙攣発作を起こすようだと、深刻な原因の可能性が高まるようなので、注意が必要です。
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【症状】
主な痙攣の前兆、症状は下記になります。

(1)全身発作
〔前兆行動〕
不安な様子がある、落ち着きがない、よだれを垂らす、嘔吐する、e.t.c.
〔症状〕
突然、四肢がピーンと伸びて、横転したり後ろへのけぞったりして、足や口を細かくガタガタと震わせる。(手足の屈伸運動や犬かきをして泳ぐような運動が続く場合もある。)
意識が無く、眼の瞳孔は開き、失禁したり脱糞したり口から泡を吹いたりする。
数十秒から2~3分間続いた後、ケロッと普段の状態に戻ったり、しばらくもうろうとした後にだんだん普通の状態に戻ったりする。
(重度の場合は短い間隔で何度も繰り返す)

※・・↑まさに乙音の症状です。。

(2)部分発作
〔症状〕
脳の興奮状態で起こり、体の動きを司る脳のどの部分が興奮状態になるかによって、痙攣が顕れる場所が異なる。(例えば前足を動かすことを命令している脳の部分だけが興奮すると、前足だけが痙攣する)
意識に関連する場所の脳が興奮した場合では、呼びかけても反応しなかったり、咀嚼(そしゃく)運動(歯を噛む動作)や顔面痙攣、大量のよだれ、散瞳(瞳孔が開く)などが起こる。

〔※アイリスペットドットコムより引用〕


【検査について】
痙攣の原因検査として一般的なのは、下記です。

  ・血液検査
  ・尿検査
  ・感染症の抗体検査

上記の検査で異常が見られない場合、CTやMRI(腫瘍等の発見のため)、脳脊髄液検査(原発性てんかん)をして確定診断を行うようです。この場合は、多くの個人動物病院ではその場でできない検査のため、大学病院などでの検査になります。
かかりつけの病院で、「検査には異常がないので、様子をみて下さい」と言われた場合、一過性のものであれば良いのですが(注射や投薬などで治るでしょうから)、その後も経過が良くない場合は、早急に大学病院等で高度な検査をした方が良いと思います。
一刻を争う事態だと、認識した方が良いと思います。
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「軽く」考えるより、「過剰に」考えるようにした方が、結果的に、病気を見逃さないことになると思います。
※無駄な診療費が掛かることにもなり兼ねませんが、「家族の命には代えられない」と思いませんか?
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【治療】
1)短期間で繰り返し発作が起こる場合、脳の病気が分かっている場合
⇒抗けいれん薬(フェノバール、ジアゼパム、臭化カリウム、など)
  ※効き目のある薬を探すため、何度も薬の種類を変える場合もあり。

2)痙攣の原因が分かっている場合
⇒それぞれの疾患の治療
  ※痙攣に対しては「対症療法」(痙攣の治療ではなく、痙攣の原因疾患の治療を
   する)になります。
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乙音のように「全身痙攣」の場合、多くは「他に原因がある」と考えられます。
痙攣が収まったから良しではなく、痙攣を起こした原因疾患を特定するまで、検査をした方が良いと思います。
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【自宅で痙攣発作した時の対処】
残念ながら、見守るしかありません。多くの場合、1分~3分程度で収まるようです。
長い時間(数時間)続くようだとかなり重度の疾病と考えらるようです。
(乙音の最初の痙攣は、途中収まったとは言え、一晩で延べ5時間ほど続きました。。)
長時間に渡る痙攣でなければ、そのまま死に至ることはないそうですが、早急に獣医師の診察を受けることが必要だと思います。
「舌を噛まないようにタオルを口に入れる」という対処もあるようですが、自分で舌を噛み切るようなことはないようです。逆に歯で飼い主の方が怪我をする恐れがあります。

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痙攣は「いきなり」のことが多いようです。早急に獣医師の診断が必要です。
掛かり付けの病院で、夜間・休日の緊急時に看て頂けるのか(いつその時が訪れるか分かりませんので・・)、看て頂けるのであれば、連絡先を伺っておくことは、私の経験からも重要だと思います。仮にそれを渋るような病院は、(少なくとも私は)家族を安心して看て頂けませんね・・
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獣医師の診察の際は、痙攣の様子(いつ、どんな状態で、どのくらいの時間続いたか、など)を正確に伝えることが、早期に原因を確定するためにはとても重要になります。
理想は日々の様子を記録することですが、24時間そんなことは出来ないので、
「おや?」と思った仕草・行動、食事量の変化・飲水量の変化・排尿排便の変化・・など、いつもと違うことが見られた場合、できるだけ前後の様子を時間を追って記録しておくと良いと思います。
※記録することは、痙攣に限らず、全ての病状に言えることですね。
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乙音の闘病記の続きは、明日書く予定です。
日付の変わった、闘病42日目の夜は、「最悪」でした・・・
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by harutsuku | 2006-06-01 13:23 | 病気について
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