~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【日常の管理:尿のチェック】

昨日、春之進を動物病院へ連れて行きました。
春之進は、4年前から糖尿病を患っており、1~2ヶ月くらいの間隔で定期検査をしています。
乙音が亡くなってから、精神的に辛く、病院へ行く足が遠のいていましたが、そんなことも言ってられないので・・・

乙音の闘病中は、病院へは乙音だけを連れて行っていました。
待合室で待っている間、やはりその頃のことが走馬灯のように思い出されました。。
先生も病院の方々も、やんわりと気遣って下さるのが分かりました。
すごく気を遣われたり、細かい話を聞かれたり、逆に全く触れてもらえないのも嫌でしたが、丁度いい感じで気遣って頂けたので、嬉しかったです。


問題の春之進ですが、糖尿病の発症以来、合併症は白内障だけで、幸い、これといって重篤な状態になることは一度もありませんでした。ですが、もう9歳半・・。
何もなくても、老化に伴ういろいろな症状や病気が顕れる年齢です。

毎朝のインシュリン投与量は6単位。(=0.06ml)
春之進の体重は4.2kg(ヨーキーにしては大きい。。)ですが、今のインシュリン投与量は、「少し多い」とのことでした。
体重に対するインシュリンの投与量の目安はあるらしいですが、個体差や病状によって変わるので、結局は血糖値が安定する量が適当となります。

インシュリンの投与量は、今までは、飲水量と排尿回数・量・尿の色により、状態が安定している量にしていましたが、少し多いということもあって、自宅で尿の検査をしながら投与量を見直すことになりました。
動物に投与される薬の多くは、人間と同じものです。
およそ体の造りが同じだからなのでしょうが、薬による副作用もありますので、薬の投与量はできることなら必要最小限にしたいものですね・・。インシュリンの場合、多過ぎると低血糖になってしまいますし、少な過ぎると病状が進行するので、投与量は厳密に決めるのが理想です。
今の担当獣医師は、薬について「過剰に与えたくない」というお考えがある方なので、インシュリン量の見直しには大賛成です。

b0087891_1426049.jpg

リトマス試験紙(懐かしい・・)のように、尿の特定成分に反応するものです。
簡易検査ですので、色の濃さによっておよその判断をする(ボトルのラベルの色見本との比較)ものになります。まあ、自宅での管理では充分でしょう。

  1)ブドウ糖
  2)ケトン体・・・の2項目を管理することになりました。

※ケトン体:アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の総称。尿ケトン体が陰性ならば糖尿病の管理は良好であり、陽性ならば管理状態がよくない。


乙音の時も同様の検査紙で、自宅で尿の検査をしていました。
この尿検査紙は、同時に幾つの検査項目を調べるかにより、数種類あります。
(一般の方も、薬局などで入手可能の様です。)
目視では判らないような微量の潜血なども判ります。
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       〔↑乙音の時の尿検査紙。8項目の検査ができる検査紙です。〕

多飲多尿は「病気のサイン」と、以前の記事に書きました。
多飲多尿の場合、適正な飲水量(体重×5%が目安)をはるかに上回る量の水を飲み、水っぽい(透明な)おしっこをします。(飲んだ水をそのまま排泄する感じ)
できれば日々、飲水量のチェックをした方が良いと思います。
多頭飼いの場合、なかなか難しいのですが・・。
まして、一日のうちで、誰もいない時間がある場合は困ってしまいますね・・。

方法の一つですが、水を替えるのは毎日同じ時間に決めて、与える水の量を量り、取り替える時に残っている水の量を量ります。これを毎日チェックして、明らかに飲水量の合計が多い場合(1.5~2倍以上でしょうか・・)は、多飲多尿かもしれません。但し、これからの時期、飲水量が多くなる時期でもありますので、そのあたりの判断が難しいところではありますが・・。多頭飼いの場合は、どの子か判りませんが、念を入れるのであれば、全員病院で検査ですね・・。

年老いた(おおむね7歳以上)愛犬が多飲多尿の症状を示す場合、まず慢性腎不全を疑うようです。春之進のように糖尿病のこともあります。また、年老いた雌犬、それも避妊していない場合は、まず子宮蓄膿症が疑われるようです。

その他の病気でも多飲多尿の症状から始まる病気は多いようですが、人間でいうところの「成人病・婦人病」が多いようですので、特に7歳以上のシニア犬は、日々の飲水量のチェックは、病気の早期発見に有効なものの一つではないかと思います。
尿が気になる(量が多い・少ない、色が濃い・薄い、臭いがおかしい・・など)ときは、病院へ行くのが基本ですが、同時に自宅でも尿検査紙を使ったチェックができれば、万全かもしれません。


【追記】
多飲多尿の症状がある場合、既に発症している(春之進も乙音もそうでした)可能性が高いので、すぐに獣医師の診察をお勧めします。自宅での尿試験紙でのチェックは、あくまでも目安であり、日々の健康管理の中で行うことが好ましいと思います。また仮に結果が問題なくても、症状優先で考えて下さい。
一般の方が入手できる市販品は、「尿糖・尿淡白・潜血」のみチェックできる物が殆どのようですので、それ以外の項目はチェックできません。
以上、誤解のないよう追記しました。
※尿試験紙は通販でも売っています。


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by harutsuku | 2006-06-14 15:20 | 病気について
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