~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【乙音との想い出】

※8/20 ⑨追記しました。
※8/18 ⑥⑦⑧追記しました。


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闘病記は、いよいよ最期の2日を残すのみとなってしまいました・・
大学病院の診察日は、とても長い一日になりました。
そして、乙音の命日も、長い長い一日になりました・・

残り2日間ですが、書きたいことも多く、また気持ち的にも一気に書けないと思いますので、2回の更新では終わらないと思います。

大学病院で、私達は大きな選択をすることになります。
皆様がもし、同じような選択をしなければならない事態になった時(・・ならないことを祈ります)、私達の選択が、何か参考になるかもしれないと思います。
「看取り方を後悔しない」ため・・ですが。。

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これから辛いことばかり書かなければならないので、まだ書いていない、乙音との想い出は無かったかな・・と、思っていたのですが・・まだ沢山ありました。

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①乙音がつくね?

乙音がまだ生後10ヶ月の頃、春之進と3人で、田んぼのあぜ道を散歩したことがあります。当時の春之進は、確かまだ2kg台の体重だったので、とても身軽で脱走癖のある子でした。とても活発に走り回りました。なので、乙音と一緒に散歩させると、(歩幅の違いもあって)春之進の方が先に歩いて行ってしまいました。
田んぼと田んぼの境目に段差(先が低い)がある場所を、春之進が先にジャンプして渡りました。ちょっと意外な行動だったため、私はつい春之進に気を取られ、乙音のリードを引っ張ってしまいました。
・・気がつくと、足許に何か転がっています・・(苦笑)

  「あ。。つくね・・」

・・・。
なんと、乙音が一回転して座り込んでいました。。
体と顔に、乾いた土が付いて真っ白(笑)
しかも、片耳折れて、ヘタレた顔(爆)
その時の乙音の顔も、今でも忘れません・・

  「ちょっとー!! あんた、なにすんのよぉー!!(怒!!)」

激怒した顔の乙音には悪いけど、大笑いしてしまいました(笑)
つくねという名前通りに、丸くなって転がったからです。
ごめんね、つくちゃん(笑)


②定位置

冬期のリビングの暖房は、去年まではエアコンとハロゲンヒーターを併用していました。ハロゲンヒーターは、ご存知の通り、速暖です。
朝、寝室から皆でリビングへ上がってくると、結構冷え込んでいました。
エアコンを点けても、すぐには暖まりません。そんな時はハロゲンヒーターがとても重宝しました。
我が家の朝は、まず二人のご飯の用意から始まります。
春之進のインシュリン、二人のご飯の計量を済ませ、足許を見ると、春之進はいるものの、いつもチョロチョロしている乙音の姿がありません・・

  「つくねー!」

名前を呼んでも来ません・・
食欲旺盛の乙音が、ご飯に呼んでも来ないのは非常に珍しいことでした。

リビングを見渡す私の目に飛び込んで来たのは・・
ハロゲンヒーターにピッタリくっ付いて暖を取る乙音の姿でした(笑)

  「も・・燃えるよ、つくち・・」

ハロゲンヒーターのガードをすり抜けて、被毛がヒーターに付きそうなくらい近いところに乙音は座り、

  「だって、あったかいんだもん・・。はなれたくな~い・・」

そう言わんばかりに、ぬくぬくした顔で、舌をチョロっと出してこちらを見る乙音でした(笑)
暑がりでもあり、寒がりでもある乙音は、ちょくちょくこうやって暖を取っていました。
直近の冬は、エアコンをやめてファンヒーターとハロゲンヒーターの併用にしたのですが、今度はファンヒーターのすぐ前で、温風に吹かれている乙音がいました(笑)

つくちゃん、燃えなくて良かったね・・(苦笑)


③乙音と私の合図

乙音と私だけの合図がありました。
(言葉で上手く説明できるか分かりませんが・・ご想像下さい。)

まず、私と向き合うように左腕で乙音を抱えます。
そのままだと、乙音は両前足を畳んだ状態です。
そして私は右手の人差し指を立て、「つくち、ピー」と言います。(・・バカですね。。)
すると乙音は、左前足を伸ばすのです。
(乙音はどうも「左利き」のようでした。)

それで、乙音の左前足の肉球と、私の右手人差し指の腹を合わせるのでした。
(かなり古いですが・・「E.T.」という映画に、似たシーンがあったと思います。)

  「いいか、これは、つくねとおとうさんの合図だよ」

そう言って、乙音の小さな肉球のプニプニした感触を指先に感じていました。
当の乙音は、「なにいってるの??」という顔をしていましたが、私は独り満足でした(苦笑)

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④乙音の開き

あるポカポカ陽気の昼過ぎ、ソファーの前に、何か毛むくじゃらの物体を発見しました。
・・乙音です(笑)
両前足を折りたたみ、後足は開いて投げ出し、お腹を真上に向けて爆睡する、乙音の「開き(ヘソ天)」でした(笑)
この子は家の中では丸っきり警戒心が無く、至る所で無防備にヘソ天で爆睡する乙音を見ることが出来ました。一応、レディーなので、

  「ちょっと、その格好は女の子としてどうなのさー?」

疑問を投げかける私達に対して、ちょっと薄目を開けるものの、
「開き」のままの我が家の娘・・(苦笑)
お腹にかぶりつく真似をしてみても、このヒト、危機感0・・
完全に安心し切っている乙音の「開き」を見る度に、とても幸せな気持ちになれたのでした・・

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⑤大脱走!


今の家に引っ越してまもなくのこと、自宅で業者と打ち合わせをしていました。
一人の業者との打ち合わせが終わり、その方を二階のリビングで見送り、ハウスメーカーの担当者と話をしていた時、インターホンが鳴りました。

  「あの・・外で小さな犬が走り回っているんですけど・・」

それは、先ほど帰ったはずの業者の方でした。

  「小さな犬?」

あややや・・・足許には春之進しかいません。。
窓から外を見ると、「ねずみ」みたいな物体が、家の前の道路をチョロチョロしています!
その先は、車の往来のある道路・・
慌てて外に出て、「つくねーー!!」と叫びながら、後を追いかけました。
その「ねずみ」は、とても楽しそうにクンクン言いながら走っているではありませんか・・

  「つーくーねーーーー!」

大声で叫ぶと、その「ねずみ」は立ち止まって振り向き、「みつかっちった。。」と、
ぺロッと舌を出してから、私の方へ走って来ました。
車の往来のある道路の、歩道まで出ていた「ねずみ」でしたので、もう少し遅ければ、道路へ出てしまったかもしれません。。

どうも、先に帰った業者さんが玄関を出た時に、ドアが閉まる隙をついて一緒に出てしまったようです・・。それまで、玄関から出ないようにしつけていたので、まさかそんな脱走をするなんて思いもよらず、当然、こっぴどく叱られた「ねずみ」でした(笑)
先日の記事に書いた「トンビ襲撃事件」に次いで、心臓が飛び出すかと思った出来事でした(苦笑)

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乙音との生活には、いつも笑いがありました・・
仕草が面白く、意志がしっかりしていた乙音でした・・

まだまだ想い出は沢山あります・・
乙音を想いながら、ここに追記していこうと思います。

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【8/18追記】

⑥勝気

乙音が家族になった日、ブリーダーさん宅から自宅に着くまでの乙音はとても大人しく、春之進との対面でどういう態度を見せるか、とても楽しみでした。
自宅に到着し、春之進と対面した時、乙音は初めての場所の散策に忙しく、春之進のことは殆ど「無視」・・(苦笑)。春之進は、いきなり登場した、黒い「もぐら」のような乙音に戸惑いながらも、乙音の後を追って、お尻の匂いを嗅いでいました。
そんな春之進の気配を察知した乙音は、いきなり春之進に向き直り、
「ワンッ!ギャン!」(苦笑)
春之進はビックリして、それから少し遠巻きに乙音を観察していました。
乙音が少し自宅に慣れた頃、私と春之進はソファーに寝転がって乙音を見ていると、こちらに気付いた乙音は、ソファーに上ろうとしました。
当時、750gだった乙音は、高さ35cm程のソファーの座面には上れず・・
そこでもまた、
「ワンッ!ギャン!」(苦笑)
初日から、勝気な性格丸出しな乙音でした(苦笑)。

強気な態度はある程度予想はしていたのですが、私達の予想を上回る「お転婆」振りでした。
その強気なお転婆娘振りは、病気になるまで一向に衰えず、つい半年程前にも、「同じケージにいた、乙音に押し退けられていた大人しい子の方が良かったかね・・」なんて、乙音に言ってみたりしていました。
そんなとき乙音は、
「そんなことないよー、あたちでよかったでしょ」と言わんばかりに、顔をペロペロ舐めてくれるので、
「んー、やっぱり乙音で良かったよー」と、思い直す私達でした(笑)



⑦可愛いものは嫌い

食べ物に好き嫌いはなく、自己顕示欲の強い子でしたが、今思えば、嫌いなもの(こと)は少なかったと思います。
春之進に対しては、対抗意識剥き出しでしたが、嫌いということはなかったと思います。むしろ、「お兄ちゃん」と慕っていたことも多くありました。

乙音の嫌いだったもの・・
それは「子供のはしゃぐ声」でした(苦笑)

乙音が我が家に来てから、今の家に越してくるまでの4年余り、近所に小さな子供がいなかったせいか、今の家では、ご近所さんの子供のはしゃぐ「甲高い声」には敏感に反応しました。
元々、音には敏感で、大きな音に吠えたり、反対に小さな音(私が夜中に夜食を物色した時の「ガサッ」という音)にも反応しました。
前者の場合は「番犬の意識」らしく、後者の場合は「食いしんぼ」だったからでしょう。

外で遊ぶ子供の甲高い声がすると、乙音はワンワン吠えて、急いで出窓へ上がりました(笑)。大きな音と子供の声以外では、吠えることは殆どありませんでした。
大きな音の場合は、吠えながらしっぽを立てていたので、これは「警戒」しているんだと思いました。子供の声には、たまにしっぽを振っていたこともあり、警戒だけではないんだなと分かりました。
しっぽを振るのは、嬉しいときばかりでなく、怒りや悲しみ、緊張などの時にも振るようですので、子供の声にしっぽを振っていたのは、「怒り」や「不快感」だったように思います。

どうやらこの子は、「自分より可愛いものは嫌い」だったようです・・
私達が、春之進を撫でたり抱いたりして可愛がっていると、中に割って入ってきた乙音でした・・
嫉妬心がとても強い子でした(苦笑)


⑧くすぐったいの・・

乙音に笑わせてもらったことは沢山あります。
春之進に比べ、明らかに面白い仕草が多かったので(笑)
そのうちの一つは、お腹を見せるようにひっくり返して、その無抵抗状態の乙音のお腹を撫でる時に見られました。

「や・め・て・」と、両前足を折り曲げて懇願する乙音(上の2枚目の画像のように)に、「いい子だね~」と、まずお腹を撫でて安心させます。
まんざらでもない様子で目を細めた時、わき腹の辺りをくすぐります。
「ツボ」をくすぐられると、凄くくすぐったいらしく(笑)、両方の後足をバタバタさせて掻こうとしました。
この「ツボ」なのですが、元々小さな乙音なので、ピンポイントでくすぐらないと、痒がってくれません。。日によって、そのツボは変わるらしく、そのポイントを探すのもまた楽しかったです(苦笑)

くすぐったい感じがとても伝わるような仕草で、足をバタつかせながら
「なにすんの??」と訴える乙音の顔がとても可笑しく、度々そんなことをやってしまいました(苦笑)
春之進には同じことをしても反応は無かったので、私達の「餌食」にされていた乙音でした(苦笑)

度々ごめんね、つくね(笑)


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【8/20追記】

⑨淋しがりや

乙音はとても淋しがりやでした。
自己主張が激しいのは、淋しがりやだったせいもあると思います。

どこへ行くにも私達についてきました。
家の中のあらゆる場所にです(笑)
当然、トイレにもお構いなしについて来ました。
また、私達がキッチンに立つと、何か貰えるかもしれないと思っていたようで、必ずついてきました。足許をチョロョロするので、かなり迷惑でしたが(苦笑)

私の仕事部屋にも当然来るのですが、私は椅子に座っているので、「抱っこして~」と、私の足に絡み付いてきました。仕事中だからと放置していると、ジレて今度は怒り出します(笑)
それでも放置していると、今度は「きゅ~ん・・」と、泣き落とし作戦(笑)
仕方がないので抱き上げて足の上に乗せるのですが、リビングにいる時と違って胡坐ではないため、どうも居心地が悪いらしく、すぐに下りようとしました。
(・・わがまま。。)
仕方が無いので、リビングで胡坐で座り、その上に乙音を乗せて仕事をすることが多くなりました。軽いとは言え、寝ている乙音は全体重をかけてくるので重いし、腰痛持ちの私にとっては、椅子に座っている方が楽なのですが、乙音が満足しないので仕方ありません。。

リビングには、私の隠れスペースとして造ったロフトがあり、一人になりたい時などはそこを使う予定でした。
ロフトへ上がって下を見ると、乙音が思いっきり見上げています(苦笑)
暫くすると・・「キャン、キャン(=あたちもいく!)」
下手にロフトへ上げて落ちても困るので、結局ロフトは殆ど使わないままでした・・

今はどこへ行っても、すぐに付いてくる乙音の姿は無く・・
「たまには開放して・・」なんて思って、ロフトを造った自分に反省。。
その分、乙音と春之進が遊べる空間を造ってあげれば良かったです。。

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by harutsuku | 2006-08-15 01:39 | e.t.c.
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