~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【肝臓の病気2 ~腫瘍~】

※この記事は、「二歩先をゆく獣医さん(坂本徹也著)」他、を参考にしています。

肝臓の腫瘍について。
犬に多い腫瘍は「肝細胞ガン」、猫に多いのは「胆管ガン」とのことです。
ただ、発生率はさほど高いものではないようです。

肝臓の場合、腫瘍のできる位置によって症状が異なり、
  ①肝臓の端にできた場合、症状は現れない。
  ②血液循環の主要な部位中や胆のうに出来た場合、肝機能不全が起きる
・・ようです。

腫瘍のでき方にもいろいろあり、
  ・大きなものが一つできる
  ・肝臓内部に幾つもできる
  ・境目がハッキリしないように広がる ・・などとのことです。

手術で取ることのできるようなものと、そうでないものとで、運命がハッキリ分けられるようです・・
肝臓表面近くに大きな腫瘍が出来る場合、
お腹(あばらの下辺り)を触れば確認できることが多いようなので、たまにチェックすることも必要かもしれません。
肝臓のどこに腫瘍が出来たとしても、他の臓器に比べて「症状が出ない」ようなので、早期発見が困難なようです。。

「症状が出ない」大きな理由は、「肝臓は8割程度の機能が失われても、肝不全にならない」からとのこと。
肝不全の症状が出たときには、かなり深刻なダメージがある可能性が高いようです。。
お腹を触って確認できた場合は、まだ幸運なのかもしれませんね。。

早期発見については、「エコーによる診断」が有効のようです。
人間と同じで老化によってガンの発生率は高まるようなので、特に老犬の域(6歳以上)になったら、年1回は健康診断を受け、エコーによって臓器(特に肝臓・腎臓)のチェックをすることが望ましいのでしょう。


腫瘍摘出手術の場合。
犬の肝臓は6枚の葉状に分かれているそうで、「腫瘍の無い部分を如何に残すかの判断が重要」とのこと。
肝臓は、とかげのしっぽのように、なんと「生えてくる(元に戻る)」そうです!
肝臓の3/4を摘出しても、犬の場合、8週間で元に戻るとのこと。(すごい!)
元に戻るまでの間、肝機能を保つために、「如何に良いところを残すか」・・だそうです。
手術によって腫瘍が全て取れ、肝臓が再生すれば、完治できるようです。
腫瘍を取るために、「早期発見できるかどうか」、そして「最小限の摘出」・・が分かれ道のようですね。

肝不全の場合、目に見える分かり易い症状は「黄疸」です。
白目や皮膚、口の粘膜などが黄色くなるのですぐに分かるはずです。
肝臓が機能しなくなってしまったので、毒素が体中に回ってしまうことになります。
嘔吐、多飲多尿、下痢、元気喪失、痙攣(肝性脳症)・・などの症状が現れるようです。

肝臓はかなりのダメージがあっても再生するということなので、私達飼い主にとっては、ほんの少し、救われる気がします。
けれどやっぱり、早期発見・・重要ですね。


【肝臓病のスペシャリスト】

岡山県小田郡矢掛町東三成1236-7
小出動物病院 小出和欣・獣医師


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by harutsuku | 2006-12-12 21:37 | 病気について
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