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~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【犬を避けたための不幸な事故】
本日(1/5)水戸市で起きた悲しい事故について。
道路に飛び出した犬を避けるために(・・らしい)、急ブレーキを掛けたトレーラーの運転手と同乗者の方が積荷に潰されて亡くなった・・という事故。

『5日午後1時5分ごろ、水戸市若宮1の国道6号で、大型トレーラーが急停止した際、荷台に積んでいた重さ1.6トンの鉄板(縦6メートル、横1.5メートル、厚さ2センチ)16枚のうち、14枚が前方に飛び出し、運転席部分を押しつぶした。運転していた同市元吉田町、運転手、石崎竜一さん(37)と助手席の茨城県茨城町長岡、同、宮本亨さん(36)が胸や頭を強く打って即死した。県警水戸署は目撃証言などから、石崎さんが道路に出てきた犬を避けようとして急ブレーキを踏んだのではないかとみている。』 ※yahooニュース(毎日新聞)より引用

夕方以降の全国ニュースでも流れていましたね・・

私は以前、佐川急便で4tトラックを運転していたことがありました。
(しかも、普通免許で運転できる全長9m未満ギリギリの車体。。)
それまで普通車しか運転したことのなかった私が、最初に運転する時に注意を受けたこと・・
『路肩の看板に気を付けろ』、『積荷がある時は急ブレーキを掛けるな』・・でした。

急ブレーキを掛けた時の積荷は、慣性の法則に従って進行方向に移動します。
電車やバスがブレーキを掛けた時に、乗客が進行方向につんのめるのと同じですね。
積荷が重ければ重いほど、また滑り易いほど、積荷は移動しようとします。

荷台が箱になっているトラックやトレーラーであれば、中の積荷が散乱するだけで済みますが、今回事故に遭われた「平積み」タイプの場合、積荷がキャビンに向かって来るわけですから、急ブレーキは命取りになりかねません。。
しかも、今回の積荷は、重いとは言え平滑な鉄板なので、この運転手の方が急ブレーキの危険を知らなかったとは思えません・・
(もしかしたら、まさか滑ってくるとは思わなかったかもしれませんが・・)
恐らく鉄板の積み方にも問題があったと思います。

この運転手の方が愛犬家だったかどうかは分かりませんが、目の前の犬を轢かないために、咄嗟に急ブレーキを掛けたのでしょう・・
路上の「モノ」ではなくて、「生きている犬」と思った故のことですね。。
結果的に犬も亡くなったようなので、更に悲しいことですが・・

世の中には、道に駆け出してしまった犬の飼い主の制止を振り切って、「乗客が不快になるから」と、平気で犬を轢くプロのドライバーもいる・・
「道に飛び出した犬猫を回避する急ブレーキは掛けるな」・・なんて、教えているところもあるでしょう・・


己の危険を知りながら、轢かないように急ブレーキを掛けた心優しい方に起こってしまった不幸な事故・・
何ともやるせない気持ちになりました・・

せめて・・
亡くなった方に対し、「犬なんか轢けば良かったんだよ。。」・・などと言う人間が、
遺族の身近にいないことを祈りたいと思います。
亡くなった方のご冥福をお祈りします・・


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※クリックありがとうございました。
by harutsuku | 2007-01-06 00:24 | e.t.c.
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