~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【皮膚病 ~4~】

※この記事は「二歩先をゆく獣医さん(坂本徹也著)」他、を参考にしています。


皮膚病の治療において、家庭で気を付けること、薬以外の治療法について。

1)アレルゲンが食物の場合(例えば「動物性タンパク質」)の食餌

  ・今まで食べていなかったものに変える
          ⇒3~8週間はそれ以外一切与えない(おやつも×)
   ※但し、元々アレルギー体質の子は、最初はOKなものにも反応してくることがある
  ・タンパク質の大きさを小さくした処方食を試す
  ・手作り食を試してみる
          ⇒加熱することでアレルゲンの性質が無くなるものもある(煮込むなど)
            期間は3~8週間。炭水化物4に対しタンパク質1。
            炭水化物もタンパク質も今まで与えていないものを選ぶ。
            ビタミンを加えても可。(猫はタウリンを加える。)


2)漢方薬、必須脂肪酸(麻布大 小方獣医師の記事による)
  ・小紫胡湯(しょうさいことう)
  ・当帰飲子(とうきいんし)
  ・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
  ・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

  ※獣医師と相談の上の処方が必要だと思います。


3)シャンプーについて

  ・動物の皮膚は薄く、乾燥し易い(特に冬場)ので、むやみなシャンプーは厳禁。
   ※頻繁に洗うことで脂分が抜けるため。
    但し、かゆみから脂分が分泌過多になる時はバクテリアが繁殖し易い
    「バクテリアの繁殖⇒皮脂の酸化⇒細菌感染・寄生虫増殖」ということもある。

    皮膚の状態によってシャンプーを使い分ける必要があるようです。
    皮膚がジクジクのとき⇒乾燥させなければならないので保湿性の高いものは×。
    皮膚が乾燥しているとき⇒保湿が必要なので、保湿性の高いものにする 

  ・ファンヒーター・エアコン・ストーブなどの温風・熱気に直接当たらせない。
  ・シャンプー後のドライヤーは必要以上にかけない。


皮膚が乾燥するとかゆみが出る〔※掻痒(そうよう)症〕ようですが、アレルギーと診断されてしまうこともあるようです。
人間でもそうですが、肌の乾燥はかゆみが出ます。
保湿することでかゆみは治まるものですが、皮膚病とされてしまい、ステロイドなど処方されたら最悪です・・
因みに、単なる皮膚の乾燥によるかゆみには、「ステロイドは全く効かない」そうです・・
「効かないからもう少しステロイドを増やしてみましょう」 ←最悪のケースですね。。


4)最初の通院時に獣医師に伝えること  

  ・最初は体のどの部位をかゆがったか
  ・発症直前に環境の変化はあったか
  ・(長く患っている場合)何歳頃から症状があったか


5)転院・セカンドオピニオンの時に獣医師に伝えること

  ・治療期間
  ・治療中に投与された薬(内服・塗り薬)
  ・それまでの治療費の総額


かゆみは普通「耳と脚先」に出易いようです。

ここからは我が家の体験ですが・・

我が家の春之進も3歳でアトピー(※そう診断されましたが・・)になりました。
最初は前脚の指先をしきりに舐めるようになり、耳もかゆがるようになりました。
それらの箇所は、赤くジクジクしていました。

最初に掛かった病院では、薬を塗るでもなくただ絆創膏で「巻いただけ」。。
「舐めないように、爪で掻いて悪化させないように」・・ということでした。
数日様子を見ましたが、更に悪化したため転院し、転院先の獣医師に
「何てことを・・(何て治療だこれは!)」と絶句され、
ビクタスS MTクリーム」を付けて「乾燥させるように」と言われました。。
かゆみが酷い時には「ドルバロン(DOLBALON)」というステロイドの塗り薬を付けるように指示されました。
ジクジクしているのだから乾燥させなければならなかったのに、絆創膏で通気を遮断してしまっては逆効果ですよね・・。
最初に診てもらった獣医師は、私達の住む県の獣医師会の要職にあり、学会発表もしている獣医師でした。。(今でも思い出すとムカつきます!)

発症時の環境は、(発症の)1年前に転居していて、転居前の家より陽当たりも空気も悪い場所でした。
当時与えていたフードは「ペディグリー×ャム」。
塗り薬で多少良くはなりましたが完治しないため、空気清浄機を買い、妻がネットで探して良さ気だった「TLCドックフード」を与えたところ、程なく完治しました。
その家には発症後2年間住みましたが、それ以来、今もって再発はありません。
原因はフードだった・・んですね。
因みにこの「TLCドックフード」ですが、今の掛かりつけの獣医師は全くご存知なかったです。。
獣医師の間では知名度は無いらしいです。(成分表を持って行ったら納得されましたが)

フードを変えただけで完治したので、我が家はまだ幸運でした。
「皮膚病は難しく、飼い主は根気が必要」・・
良い治療法があればいいのですが・・

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by harutsuku | 2007-02-06 20:00 | 病気について
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