~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【1年前のこと】

1年前の今日、乙音は嘔吐を続けて3日目でした。
その時のことをふと書きたくなったので、書いてみようと思います。

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1日目
寝る直前にリビングでいきなり嘔吐しました。
夕食を済ませてから7時間以上経っており、吐いたものは殆ど消化したドロッとしたものでした。
それまでも、稀に吐くことはあったので、あまり気にしていませんでした。
元気はあり、嘔吐以外、普段と全く変わりませんでした。

2日目
ベットに入る直前に嘔吐しました。
夕食後8時間近く経ったときでした。
吐いた物は、前日と同じようにほぼ消化されたものでしたが、色はフードそのもので、他に異物は含まれていないように見えました。
2日続けて同じような時間帯に吐くことはそれまでなかったので、少し気になりました。
けれど、吐いた後はスッキリした感じでスヤスヤ寝始めたので、「たいしたことないな」と思い、そのまま私も眠りました。
この日も普段と変わらず、元気でした。

3日目
2日続けて嘔吐したことで、日中から気を付けて様子を見ました。
体に異変がないか、食欲はあるか、調子は悪くないか・・
その時にお腹が少し張っていることに気付きました。
・・そういえば、このところ排便がないような・・
飲水量と排尿回数も多い気がする・・
今は気付くのが遅かったと思いますが、当時は普段あまり注意深く観察していなかったので、様子が気になって初めて「そういえば・・」と思いました。

寝る前、乙音は一旦ベッドに入ってから床に下り、寝室横のクローゼットの辺りでウロウロし始めました。「何やってるの~?」と声を掛けると、ベッドに戻って私の腕枕で眠る準備(=毛繕い)を始めました。
今日は大丈夫かな・・・と思った矢先、乙音は突然起き上がり、足許の掛け布団の上で嘔吐しました。
吐いた物は、やはりそれまでと同じようなドロッとしたフード・・
さすがにこれは・・と思い、翌日病院へ連れて行くことにしました。
この日も、元気もあり食欲もあり、もし嘔吐に気付かなければ、全く気に掛けなかったと思います。


乙音は早食いの癖があり、食後しばらくして吐くことは今までにもありました。
同じ吐くでも、嘔吐と吐き戻しとは違います。
当時はその違いを認識していませんでしたので、1日目2日目の嘔吐に「様子を見た」のです・・
吐いた物が、吐き戻しと同じフードの色だったせいもあると思います。
今思えば、食後7時間以上経って、フードが吸収されていない(胃の中にある)ことはどうなのかな・・?と思います。
というのも、食べさせていたフードは消化がとても良く、随分前に乙音が同じ時間帯(午前1時頃)に吐いた時は、フードの色ではなかったからです。

食後かなりの時間が経ってから吐く場合は、異物を飲み込んだとか、何か病気のサインのこともある「嘔吐」の可能性があると思います。


【2007/3/2 追記】
1年経った今の私ならば、この状況をどう考え、どうしたかを書いてみます。

まず、嘔吐で考えられる原因についてですが、これはこの時点ではハッキリ分かりません。
嘔吐は様々な原因で起こります。
消化器の病気、神経の病気、腫瘍、中毒、感染症、誤飲・・などたくさんあります。

ただ、今思えば、鍵となる事柄はいくつかあります。

   ①お腹の張り(数日間の便秘)
   ②多飲多尿っぽいこと
   ③嘔吐の仕方

そして、これは間違っているかもしれませんが・・

   ④決まった時間に嘔吐していること ・・です。

①のお腹の張りは、便秘によるものでした。(初診のエコー検査で腸や腹部の臓器の腫れは確認されていないので)
乙音が我が家に来てからの8年余り、便秘をしたという記憶がありませんでした。
当時もそれがずっと気になっていたのは確かですが、便秘になるということは、「腸の様子がおかしい」ことは間違いないと思います。(脳の場合もあるかも・・)
それまでもたまに便秘をしていたなら別ですが、8年間でこの時だけ。
8歳と言えば、いろいろな加齢による病気を発症し易いですし、病気ではなくても老化による臓器の機能低下は起こり始める時期です。
ですが、「初めての症状」の場合は、もっとそのことを気に掛けるべき・・だと思います。

今ならば、腸の検査を獣医師に依頼したと思いますし、仮に検査に問題がなかったとしても、「自分が気に掛かること(直感として)は、納得できるまで追う」ことをしたと思います。


②の多飲多尿。
これも考えられる病気は多いサインです。 ⇒過去記事
避妊手術をしていないこと、発情期近かったこと・・から、子宮蓄膿症の可能性もあるかと思いましたが、多飲多尿以外の症状は当て嵌まらないので、すぐに除外されました。
多飲多尿の症状は、発症後、一旦治まったのです。
(ただ、すぐにまた多飲多尿になりました。)
ミネラルやホルモンバランスが崩れたのか、原因はこの時点では分かりません。

多飲多尿は病気に直結するサインだと思います。
当時もそれは心得ていましたが、記録に残すことはしていません。。
経過観察は絶対に必要なので、飲水量と排尿回数&色や尿量のチェックを最初からするべきでした。


③嘔吐の仕方
嘔吐の仕方によって、病気かそうでないかの大まかな判断はできるようです。
苦しみながら吐く(体を波打つようにする)場合、急性の病気の可能性があるとか。
乙音は食後に吐くことはありました。
その時は2~3回の軽い嗚咽の後でしたが、この3日間の嘔吐は、かなり大きく体を波打たせながら、苦しそうに吐きました。

その後、病状がかなり進行するまで嘔吐していないことから、この3日間の嘔吐は「便秘によるもの」のように思います。
但し、便秘の原因は腸の疾患にあったと思われるので、①と合わせ、腸に注目するべきでした。


④決まった時間に嘔吐していること

  ・食後7~8時間経過してからの嘔吐
  ・胃で消化されてはいるが、腸に送られていない

決まった時間に嘔吐し、嘔吐物も同じような状態だったことを、当時は気にしていませんでした。
嘔吐物の量は、与えた夕食の量とほぼ同じくらいでした。
ちょっと吸収が遅いのではと思います。

これは推測に過ぎませんが・・
「便秘を引き起こす病変が腸にあったことにより、消化されたものが胃に留まっていた」
・・なんてことも考えられないかなと思います。
そう思うと、やはり腸に何かが起こっていると、もっと腸に注目できたと思います。


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今年は去年と違ってとても暖かい陽気で、1年前の寒かった日々の出来事が「嘘」のように思えることもあるのですが、振り返れば早かった1年間でした。
このブログも今日の記事で200件になり、またの名を「三日坊主」という私には信じられないことです(苦笑)。

ところで・・
このところの「二歩先をゆく獣医さん」を参考にした記事について、獣医療関係の方からご指導を頂いており、ちょっと安易に書いてはいけないな・・・と思っています。
私自身、もっと勉強しないと・・
今のまま病気のことや、病院や獣医師の固有名詞を使った記事を書くと、もしかしたら間違った情報をお伝えしてしまう可能性があると思います。

この先の「二歩~」を参考にした記事は、病気の症状や固有名詞を使ったことは書かず、「スペシャリストの獣医師の考え方、治療の仕方」といった内容に止めたいと思います。
次の記事に書こうと思いますが、「良い病院選び・獣医師選び」の参考になるような内容にしたいと思います。

※今までの病気に関する記事は、訂正した箇所を除き間違っているわけではありませんので、訂正していない部分はそのまま参考にして下さい。

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by harutsuku | 2007-02-26 15:23 | 発症初期のこと
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