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~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【発症16・17日目での悪化について】

1年前の昨日と今日の2日間で、乙音には目に見えた悪化がありました。
体重の激減です。。


    ・大量の下痢
    ・体重激減 2日間で2kg→1.7kg、背骨が浮き出る。
    ・食欲にムラあり。
    ・腸の疾患の可能性を聞くが「ないだろう」とのこと。

前日の夕方頃だったと思うのですが、下痢をしました。
量自体はさほどではなかったと思います。
けれどこの日の夜、大量の下痢をします。

日中、通院し、前日下痢をしたことから、「腸リンパ管拡張・・とか、腸の病気の可能性はないですか?」と獣医師に聞きましたが、「頻繁な下痢じゃないから、ないでしょう。」と、あっさり言われてしまいます。

この晩の下痢の後、乙音の背骨が浮いているのが分かりました。
良く見ると、体中、やせ細って見えました。
大量の下痢の前には気付かなかったので、この下痢で一気に衰弱したように思えます。


今思えば・・

もう、書くのも虚しいのですが・・
頻繁ではないものの、下痢はしたし、体重は激減し、衰弱してしまったので、これは一刻も早く病気を特定し、目先の症状を緩和するだけの対症療法ではなくて、適切な治療を行うべき段階でした。。

頻繁に下痢をしていれば、徐々に体重は減るのでしょうが、この時は本当に一発で減りました。
普通のことではないでしょう・・
それでも私は、この後1週間余り、生検することを決めていませんでした。。
ダメな飼い主です。。


2/27の記事からリアルタイムで読んで下さった方、如何でしたか?
「ちょっとおかしいなぁ・・」と思ってから2週間余りで、乙音はこんな状態になってしまいました。
乙音はきっと難しい重篤な病気だったんだと思いますが、飼い主が呑気にしているとこんなことになってしまう、悪い例として、参考になれば幸いです。

この後、2週間足らずで、乙音は最初の痙攣を起こし、その1ヶ月後に亡くなっています。
生検を決めてからも対症療法で経過を見ていました。
その日その時の乙音の病状に一喜一憂していました。
もうダメだと、確定診断をするために大学病院へ行くことを、私から獣医師にお願いしたのは、亡くなる僅か2週間余り前でした。

獣医師から、確定診断をするため、または、自分では手に負えないと判断され、大学病院などを勧めて頂ける場合は幸せです。

私達飼い主が心得ておかなければいけないと思っていることは、
「手に負えなかったり、一刻を争う状態ならば、大学病院や高度治療のできる病院へ受診することを、獣医師が勧めてくれるはず」・・という認識は、「間違っていると思っていたほうが良い」ということです。

「手に負えないと分かっていながら」、飼い主に選択肢を与えてくれない獣医師もいます。
飼い主が知識を持っていないと、「助かる選択肢がある」にもかかわらず、選ぶことができないなんて不幸が現実あることを、是非心のどこかに留めて欲しいと願います。


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by harutsuku | 2007-03-12 23:55 | 発症初期のこと
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