~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【腎疾患が疑われる場合の血液検査(2/2)】

腎機能チェックの検査には、クレアチニンの値を基にした下記の検査方法があるようです。
血液検査項目であるクレアチニン(Cre)は、「腎臓以外の要因から影響を受けない」ということから、腎機能のチェックに適しているようです。

  ①内因性クレアチニンクリアランス
  ②外因性     〃


それぞれの詳細です。


①内因性クレアチニンクリアランス

【目的】
 ・血中にあるクレアチニンが、肝臓の働きによって尿にどれだけ排泄されるかを調べる。
  
【方法】
 1)膀胱洗浄
 2)カテーテルで尿を20分間採取
 3)10分後に採血 ⇒血中クレアチンを測定
 4)クレアチン値、尿量、体重を測る


【判定】
 下記の式で正常範囲かどうかを判定する
 
  CCr= 尿中クレアチニン×尿量 / 血中クレアチニン×20×体重(kg)

   正常値=犬:2.4~5.0 (ml/min/kg)
         猫:1.9~5.0     〃



②外因性クレアチニンクリアランス

【目的】
 ・外から与えたクレアチニンが、どれだけ排泄されるかを調べる

【方法】
 1)クレアチニン溶液(50mg/ml程度)を皮下注射(※注射液量は10ml以下)
 2)体重の3%相当の水を経口チューブで胃内に注入
 3)クレアチニン投与50~60分後に生理食塩水で膀胱洗浄
 4)注射後60分経過してから、20分間隔で採尿
 5)採尿開始時と終了時に血清サンプルを採取
   ※下記の式にはこの2回の平均値を代入

【判定】
 下記の式で正常範囲かどうかを判定する

  CCr= 尿中クレアチニン×尿量 / 血中クレアチニン(平均値)×20×体重(kg)

   正常値=犬:3.5~5.0 (ml/min/kg)
         猫:2.5~4.0     〃

・雄犬の場合、上記CCrは、糸球体濾過量(GFR)をやや上回る。
・猫の場合、GFRをわずかに下回る。

   ※糸球体濾過量(GFR)とは
     糸球体という腎臓内の毛細血管が、血液から濾過した原尿の量。




サイトもぼちぼち更新していますので、宜しかったらご覧下さい。

     
[PR]
by harutsuku | 2007-10-05 23:00 | 検査・治療の知識
<< 【情報提供のお願い:僧帽弁閉鎖... 【腎疾患が疑われる場合の血液検... >>



闘病記・ペットロス・教訓   病気について・飼い主の知識・呼び掛け・告知
by haru
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
         
動画:在りし日の乙音
在りし日の乙音(約4分)  
 
haruのブログ
理不尽なこと 【10/2 更新】
Page View
UL5
カテゴリ
検索
リンク
お気に入りブログ
以前の記事
最新のトラックバック
骨髄増殖性疾患
from 一語で検索
総コレステロール
from コレステロール・家族性高コレ..
それでもぼくは禁煙しない
from それでもぼくは禁煙しない
ペットの病気 大切なペッ..
from ペットの病気 大切なペットを..
心臓の病気 心臓発作の仕..
from 心臓の病気 心臓発作の仕組み..
腎臓の病気と症状 腎臓は..
from 腎臓の病気と症状 腎臓はカラ..
腎臓がんの症状と診断
from 腎臓がんの症状と診断
オーダー・フード、その後。
from 佐渡のワンコ
眼の健康を大切にしたい方..
from サプリメントの知恵
病気と健康
from 病気と健康
ライフログ
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
ボンレスハム工房へ
http://harutsuku.exblog.jp/

アクセス解析