~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



2006年 05月 04日 ( 1 )
緊急事態!
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四肢痙攣が始まって10分経ってしまいました。
自力で立ってはいますが、ガクガクです。。肉球が熱を持っていました。
掛かりつけの動物病院の夜間緊急連絡先を聞いていなかったので、どうしたらいいのか・・
体力の無い乙音にとって、この状態は緊急事態です。。

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教訓①
ペットが病気になってしまった場合、
1)今後、痙攣・発作など、緊急症状の起こる可能性を伺っておくこと。
2)夜間・休日の緊急連絡先を伺っておくこと。
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「K先生に電話してみる」 妻が言いました。
K先生は、結婚前に妻が猫を診て頂いた先生で、とても親切にして下さった方です。
「すぐ連れておいで」
K先生は21時過ぎにもかかわらず、そう言って下さったそうです。
救いの神とはこのことでしょう。

K先生の病院まで、自宅から車で15分余り。
妻が乙音を抱きかかえ、私は車を走らせました。
その間も痙攣は止まりません。
15分という時間が、とても長く感じました。

9:40pm
K先生の動物病院に到着。
『ん?』 K先生、顔が赤い気が・・(酔っ払ってる・・?)

乙音を診察台の上に載せ、診察を待ちます。
「どれ、んー・・・」 
K先生、腕組みをして唸ったまま、乙音を見つめます。
「んー・・・・・」
(早く診察して下さい。。。)心の中で叫びます。
「腹水が溜まるってことは、いいか、末期症状だよ」

腹水=末期症状というのは知っていました。
けれど、腹水は前から溜まっていますし、今までの経緯から、それほど溜まっている感じはしません。
乙音の場合、「低たんぱく血症」を起こしているので、胸水・腹水はそのせいですから、乙音の治癒を信じている私達にとって、「腹水=末期症状」なんてことは、信じたくありませんでした。

心音が弱いということと、(私達の話から)K先生の見立てでも肝機能障害だろうということで、強心剤と肝機能改善薬を皮下注射して頂きました。
「いいか、充分診てやったんだから、自分達を責めるんじゃないぞ」
帰り際、K先生は私達を気遣って、そう仰いました。
先生にお礼を言って、車に乗り込み自宅へ向かいます。
処置して頂いたので、気は楽になりましたが、痙攣が収まった訳ではありません。
依然、四肢の痙攣は続いています。・・不安でした。

・・・・不安は的中してしまいました。
ロト6はかすりもしないくせに、悪いことは的中します。。
そろそろ自宅に到着するというところで、急に乙音が嘔吐しだしました。
一回、二回、そして三回目・・・
『つ、つくねぇーーーー!』
妻の叫びに、運転していた私も思わずわき見して乙音を見ました。
この時の乙音の顔は、今でも脳裏に鮮明に残っています。
目は大きく剥き出し、口は裂けるのではないかと思うくらい大きく開き、その形相は地獄のものでした・・。(東大寺南大門 金剛力士立像阿形みたいな感じ)

痙攣が止まっています。
瞬きをしません。
瞳孔が開いているように見えました。。

『乙音が死んじゃった・・・』 私も妻も、そう思いました。。
K先生に心臓が弱ってると言われていたので、直感的に心臓発作を起こしたのだと思いました。

『嘘だろ・・・』 道路脇に車を止め、妻が泣きながら『抱いてあげて・・』と言います。
あまりの突然の出来事に、私は何が起こっているのか、頭が混乱していました。
乙音を抱きかかえ、顔を見ました。
『・・・ん・・・』 一瞬、瞬きをしたように見えました。
急いでルームランプを点け、も一度乙音の顔を覗いてみました。
瞬きしています!
『生きてるよっ!』 妻と私は叫びました。
乙音は死んではいませんでした。
何がどうなっているのかは分かりませんでしたが、とにかく痙攣も収まり、呼吸をしています。
落ち着いてから気付きましたが、この時の乙音の顔は、先ほどの地獄顔ではなく、穏やかな顔でしたので(顔が変わっていた)、死んだわけがありません。
あと、失禁しているのが分かりました。
一度飛び出た心臓を元に戻して、家へと急ぎました。

自宅に着いてから、リビングにベット(人間用の綿枕が丁度いい大きさだったので、タオルを敷いてベットとして代用)を用意し、寝かせました。
『やれやれ・・。驚かすなよ、乙音・・。』 そう声を掛けた瞬間、また痙攣が始まりました。
今度も四肢全て痙攣しています。
もう、対処のしようがありません。。。
妻と二人、ただ乙音の頭を撫でてやって、励ますことしか出来ません。

2006年3月25日(土) 2:40am
自宅に戻ってからの痙攣は、2時間に及んでいます。かなりの体力の消耗でしょう・・。
寝ていた乙音が急に起き出して、トイレによろよろ歩き出しました。トイレまでの距離は約4m。
『ここで、おしっこしていいんだよ』 そう声を掛けても、トイレを仕付けられた娘はお利口でした。
排尿したとたん、なんと痙攣が収まりました!
水を飲んで、自力でベットに入り、横になって寝始めます。
肉球を触ると熱が引いてきているのが分かりました。

先ほどの車中でもそうですが、排尿すると痙攣が止まるようです。
排尿することで、何か毒素が排出されるのか、何がどうなっているのか分かりません。
とにかく痙攣が収まったことで一安心です。
その後、30分おきに、〔排尿→水を飲む〕を繰り返しました。まるで、毒素を自分で排出しているかの様です。足に力はありますが、歩くとまだフラフラしています。

5:00am
寝ていた乙音が急に痙攣し始めました。
落ち着いてきたので安心し、妻も私もウトウトしていた時でした。
四肢を突っぱねて、首を大きく後ろに反らし、失禁しました。
今回も失禁後、痙攣は収まりました。
一晩で2回の痙攣と失禁。これはかなりの体力を消耗してしまったはずです。
生検を2日後に控えているというのに、何という不幸なことでしょう・・・。

その後、〔排尿→水を飲む〕行動は1時間おきになり、歩く足取りもしっかりしてきました。

8:40am
何か食べたそうだったので、ささみをあげると、1本の1/4位食べました。
他、牛乳を15ml位飲みました。

9:15
掛かりつけの動物病院に到着。早速、血液検査。
痙攣の原因は、私達にとって意外なものでした・・。



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by harutsuku | 2006-05-04 16:30 | 闘病記



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