~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



2006年 05月 08日 ( 1 )
腸リンパ管拡張??
【アクセスして頂いた方へ】
ご訪問ありがとうございます。2006年4月30日から書き始めました。
初めて訪問された方は、できましたら、2006/4/30  よりお読み下さい。

b0087891_1527697.jpg
「乙音の低タンパク血症の原因疾患は、いったい何なんだろう・・・」

3月の初旬に、「低タンパク血症」と診断され、「原因が分からない」ということで、非常に心配になり、独自に調べてみました。
低タンパク血症の原因は3つあります。そして、それぞれの原因に病気がいくつもあります。

低タンパク血症の原因疾患を特定するには、
 1)血液検査
 2)超音波(エコー)診断
 3)レントゲン(胸部:心臓疾患の場合、腹部:肝臓・腎臓・小腸の場合)
 4)糞便検査
 5)尿検査
 6)内視鏡
 7)生検(バイオプシ)  ・・・などの検査があるようです。

乙音の場合、1)~3)の検査で原因疾患が分からず、7)の生検をすることになっていました。
動物の場合は、人間と違って、まだまだ病気に関するデータベースが不足していると思います。また、獣医師の経験、検査機器の精度にも、かなりのレベルの差があると思います。
私も、今までに掛かりつけの動物病院を3回変えています。
今の担当獣医さんは、こちらから聞かなくても、治療の説明(インフォームドコンセント)もして下さいますし、飼い主の側に立って治療して頂いています。
ただ、獣医先生も仰っていましたが、小さな開業医では、「設備や人員に制限や格差がある」のは否めません。「病院を選び、納得できなければ、より設備の整った大学病院などへ行く」必要もあるのかもしれません。
大学病院には、CTやMRIがあります。全身麻酔が掛けられる状態であれば、CTやMRIの検査が受けられ、手遅れにならないうちに病気が分かるかもしれません。(但し、それだけで一回5~6万程度の費用がかかるようです・・)

【対症療法】
原因疾患がすぐに特定できない場合、今現在顕れている症状を緩和して、「様子を見る」という、【対症療法】を行うことが多いようです。「薬の利き具合から病気を判断」したり、検査に耐えれない状態だった時、「検査を行えるまで回復させる」ことを目的とした治療です。何れにしても、原因がはっきりしない上での治療ですので、対症療法の間、病気が進行する可能性があります。

動物の病気は、「驚くほど進行が早い」と実感しています。
「何か行動が変・・」とか「嘔吐」「下痢・便秘」「眼が白い・赤い」など、普段と違う症状がある時。それと、「水を良く飲み排尿回数が多い→多飲多尿」が見られる場合(この場合は特に)、すぐに病院へ連れていって、原因が分かるまで検査することをお勧めします。 
参考までに→「動物病院の賢い選び方


乙音の低タンパク血症の原因は、Webで調べたところ、『「腸リンパ管拡張」ではないだろうか・・』と、思いました。
上のリンクに書いてある通り、症状が似ています。また、ヨークシャーテリアに多い病気のようです。ただ、乙音の場合、下痢・軟便はほとんどしません。
発症から2週間経った頃、獣医先生に、「腸リンパの病気の疑いはないですか?」と聞いたことがあります。先生は、「腸の疾患ならば、下痢がひどい」と仰いました。結局、大学病院で「小腸の疾患」と分かるまで、便の検査はしませんでした。
私は、「肝臓や腎臓などの臓器の病気より、腸の病気の方が助かる可能性が高い」と思っており、何とか腸の病気であることを願っていました。
やがてステロイドを多量に服用したことを見ると、獣医先生も「どこかに炎症がある」と思ってられたと思います。ただ、「腸の病気」は「頻繁に下痢をしない」ことで否定されました。。

私は、けして獣医先生を責めるつもりはなく、「疑わしいことは徹底的に調べる」姿勢が私になかったことを悔やんでいます。。勉強不足もありますが、下痢以外の症状は合致しており、下痢ではありませんが、発症時から「便秘」だったこと、つまり、腸に直接か間接かは分かりませんが、何かしらの「不具合」があったことは確かでした。
「先生がそう仰るなら・・」と諦めず、飼い主が納得できないことは、「納得するまで調べてもらう」という姿勢がなければならないと、今更ながらに思います。

------------------------------------------------------------
教訓③
・少しでも疑わしいことは、それが除外されるまで調べて頂くこと。
・飼い主自身も勉強すること。
------------------------------------------------------------

もちろん、「早めに腸の検査をしていれば・・」と、思ったことはあります。
セカンドオピニオンとして、web上で症状を投稿して、他の獣医先生のご意見を伺ったこともあります。その時は「たぶん、肝機能障害・・。詳しく検査して除外診断するしかない」というお話でした。掛かりつけの動物病院には、獣医師は2人いらっしゃいます。延べ3人の先生が、「肝機能障害」を疑っていました。
大学病院で「小腸の疾患」と判明したとは言え、結局はどんな病気だったかは分かりませんでした。私が素人考えで「腸リンパ管拡張」という疑いを持ったに過ぎません。
初期の段階で大学病院で検査しても、果たして同じ所見だったかは分かりません。また、助かる病気だったかも分かりません。
結果論でものを言っても、乙音が返ってくる訳ではありません・・・。

ちょっとした検査をするのも、動物の場合、高額です。獣医師の「無駄な検査はしない」という姿勢も、飼い主に配慮してのことだと思います。ただ、「絶対助かってっ!」と思うのであれば、乙音のような「原因が分からない」という場合は特に、設備の整った大学病院などで、早急に検査することをお勧めします。

近いうちに、大学病院・病気検索等のリンクサイトを立ち上げようと思っています。
乙音を亡くして、本気で「獣医になりたい!」と思いました。病気にやられてしまった、「乙音の仇を討ちたいっ!」そう思ってのことです。
しかし、私は既に30歳代後半・・・。今の仕事を放棄して学ぶわけにもいきません。それ以前に、今から受験して難関の獣医学科に合格する可能性もありません。。

少しでも多くの家族(動物)が、早く適切な処置を受けられるために、今、私にできることは、それくらいしかありません・・。


獣医師・専門家への相談サイト>

b0087891_12201647.gif
[PR]
by harutsuku | 2006-05-08 15:28 | 闘病記



闘病記・ペットロス・教訓   病気について・飼い主の知識・呼び掛け・告知
by haru
         
動画:在りし日の乙音
在りし日の乙音(約4分)  
 
haruのブログ
理不尽なこと 【10/2 更新】
Page View
UL5
カテゴリ
検索
リンク
フォロー中のブログ
以前の記事
最新のトラックバック
骨髄増殖性疾患
from 一語で検索
総コレステロール
from コレステロール・家族性高コレ..
それでもぼくは禁煙しない
from それでもぼくは禁煙しない
ペットの病気 大切なペッ..
from ペットの病気 大切なペットを..
心臓の病気 心臓発作の仕..
from 心臓の病気 心臓発作の仕組み..
腎臓の病気と症状 腎臓は..
from 腎臓の病気と症状 腎臓はカラ..
腎臓がんの症状と診断
from 腎臓がんの症状と診断
オーダー・フード、その後。
from 佐渡のワンコ
眼の健康を大切にしたい方..
from サプリメントの知恵
病気と健康
from 病気と健康
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
ボンレスハム工房へ
http://harutsuku.exblog.jp/

アクセス解析