~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



2006年 05月 12日 ( 1 )
【2006/3/29 闘病34日目】
2006年3月29日 水曜日

前日の2回の嘔吐が気になりました。
獣医先生には、「次は2~3日様子をみて連れて来て下さい」と言われていたので、しばらく様子を見ることにしました。

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【初めてアクセスして頂いた方へ】
ご訪問ありがとうございます。発症から時間を追って書いています。
できましたら、「2006/4/30」 よりお読み下さい。
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この時の治療は、「対症療法」で、原因疾患を特定するための生検が受けられるよう、体力の回復を目的としていました。

乙音の体力を回復させるためには、
     ①良質のタンパク質を摂る。
      (ささみ、卵白、牛肉の赤身、処方食'セレクトプロテイン'など)
     ②下痢をしないこと
     ③嘔吐をしないこと
     ④よく休ませること   ・・・・・これらが必須でした。

下痢・嘔吐は、見て明らかに分かるくらい、かなりの体力の消耗と、栄養の喪失を意味します。
今までの経過では、下痢や嘔吐の回数は少なく、①④に気を遣っているだけで良かったのですが・・・。 嘔吐を始めたことで、今までよりも、少しの状態の変化にも目を光らせなければなりません。。
幸い、私は2年前から独立して、主に自宅で仕事をしており、また妻もフリーの仕事をしていますので、家を空ける時間は少なくて済みました。
2年前までの私は、朝仕事に出掛けたら、その日のうちに帰って来れることは殆どなく、家には寝に帰る状態で、1日24時間のうち自宅にいる時間は僅か4~5時間がいいところでしたので、その時にこんな状態だったら、全てを妻に任せ、妻が仕事の時は、病に伏せる乙音を、糖尿病で目の見えない春之進に託すしかなかった。。
闘病中のペットを残し、出来ることなら一緒にいてあげたいという気持ちを堪えながら、仕事に出掛けなければならない方が多い中、その点は幸せだったと思います。

b0087891_0181878.jpg嘔吐の後、2時間くらいは調子が悪そうでした。
その後、食欲チェック(鼻先にささみを差し出す)をしてみたところ、パックリ(笑)
そうか、そうかと喜んで食べさせました。
何しろ食べて栄養を補わないことにはどうにもなりません。。
しかしながら、食べても食べなくても、定時の体重測定に変化はなく、どうなっているのか分かりません。。
〔←私の脇腹の上で極楽状態の乙音。乙音のお気に入りの場所でした。。〕

体重は1.7kgをキープしていました。これ以上の減量は、それだけで命取りです・・
乙音の体長は30cm強くらいで、片手の平に座らせて「手乗り犬」とか言っていたくらいです。
トリミングに行く前に発症してしまったため、体毛が長くボサボサだったのでまだ見れましたが、背骨、あばら、そして足の指の骨が浮き出ていて、「骨と皮とはこういうことを言うのかな・・」という状態でした。。今までの肉の感じがなく、特に抱っこする時がとても辛かった。。
骨に何かあってはいけないので、抱っこする時はタオルで乙音を包んで、タオルごと抱っこするようになりました。
私の腕にはタオルの感触しかなく、乙音の温もりを感じることができません・・。。
発症前は2.2kgあって、「ちょっと太り過ぎなんじゃないの?」と、レディーに対して暴言吐きまくりの私でしたが、痩せてればいいってものじゃないですね・・。

その後、30分~1時間間隔で、排尿+飲水。

4:00
排便がありましたっ! しかも今回は細めではありましたが、なんと全長15cmはあろうかという一本物(笑)。この時も「普通の」うんちでした。
30cmあまりの体長の乙音が、この病状で15cmの一本物を排泄することに感動!しました。
この時のメモには思わず書きなぐった[wonderful!]の文字が!(笑)
(そのくらい、私はうんちを心配していました。)
先生が仰るように「腸の疾患ではないのかな・・」と思うくらい、「普通の」便でした。

おしっこの色・量・匂いの観察と同時に、うんちについても観察していました。
(※お食事中の方には失礼します・・)
うんちをティッシュで取り上げ、色を見て、匂いを嗅ぎ、うんちを割って中の状態を観察します。(ワインのtastingの要領)

仮にうんちに血が付いている場合、
   ・表面に血が付く場合→大腸~肛門までの疾患(鮮血)
   ・中に血が混じる場合→胃(血が黒い)~小腸までの疾患
・・という、およその判断ができるそうなので、味見をしろとは言いませんが、見た目だけでなく中の観察も必要です。特に、うんちの中に血が混じる場合は、見た目の観察だけでは気が付かない場合がありますので要注意です。

その後、かなりすっきりした様子で元気も良く、いい感じに見えました・・・。

8:30
トイレ方向に向かって歩いた乙音が立ち止まり、痩せ細った体を大きく動かし、嘔吐しました。。
それも続けて2回・・・。
吐いた物はほぼ水でしたが、茶色っぽいものがマーブル模様で少量混じっていました。
私は急いで床に鼻を近付け、匂いを嗅ぎました。血が混じっていたら大変です!
幸い、私の嗅覚では血の匂いは感じません。
おそらく、食べたものが少し混じったのだと判断、乙音もベットへ戻って寝たので、とりあえずステロイドを飲ませ、様子を見ました。

1時間おきに排尿+飲水。

11:00
飲水を見計らって食欲チェック。  ・・・・。 あ、そう。。

11:30
再び嘔吐。。今回は黄色っぽい。『胃液?』  
※後で調べたら「胆汁」のようでした。。
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《嘔吐した液体の色と液体の正体》
黄色・・・胆汁
透明~白濁・・・胃液と十二指腸液
黒褐色・・・血。(黒色の場合もあり)
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その後、少し食欲も戻り、処方食のセレクトプロテイン缶を計30g程度食べ、
45分~1時間おきの排尿と飲水を繰り返しました。

20:10
排便! ・・・ぉ。。 黒い・・。。
3cmくらいで、硬さは普通ですが、表面全体がやや黒っぽいうんちでした。
割ってみると中は普通の色。
鮮やかな赤ではないので、よく分かりません。。
匂いは、やや血の匂いがします。。
『あした先生に聞いてみよう・・』 そう思って片付けていると、
ベットに戻ったはずの乙音が何やら、うろうろしている気配。

ここからは、壮絶でした。。

20:15  嘔吐  夕方食べた物(形そのまま)を吐く。(食べた量の半分くらい)
20:45  嘔吐  消化したもの
20:50  嘔吐  夕方食べた物(形そのまま)を吐く。
21:00  嘔吐  消化したもの
21:08  嘔吐  水っぽい(やや白い)
21:10  嘔吐  透明(水?)
 
わずか1時間足らずの間に6回も嘔吐してしまいました。。
嘔吐の最中に心配して乙音に近づくと、乙音は私から離れようとするので、
かえって乙音の体力を奪うため、遠巻きに見ているしかありませんでした・・・。
時間は21時を回っています・・。
『先生に診て頂かないと・・』 と、支度を始めたら、当の本人、ベットに入って寝ています。だるそうな感じではありましたが、すやすや寝息をたてていました。

夜間に先生の自宅に電話して診てもらうことに、少なからず抵抗がありました。
夜間は、いつも診察して頂いている先生とは違います。
先生と私の、コミュニケーション不足もあります。。
とりあえず安定したようなので、電話するのは止めて、
乙音に寄り添って朝を迎えることにしました。

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by harutsuku | 2006-05-12 02:17 | 闘病記



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