~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



カテゴリ:飼い主の知識( 23 )
【「粗〇〇〇 〇%以上(以下)」の、「粗」って??】

え・・・・ご無沙汰しております。。
もう少し、フードについて続けて書きます。


フードの成分表に必ず書いてある「粗たんぱく 〇%以上」の「粗」って何ぞや??・・と思われたことはないでしょうか?
人間の食べ物では見掛けないこの言葉、怪しいですね・・

「粗」って、「粗い」のことだと連想できるので、「およそ」という意味であると私は思っていました。
「たんぱく質は、およそ〇%以上入っている」・・のだと。
「随分いい加減だなぁ・・」と思っていました。

ペットフード工業会のHPからダウンロードできる、飼い主向けの資料「ペットフードハンドブック」にはこのような説明があります。(クリックで拡大)

b0087891_23443419.jpg


赤字の部分を読めば、「人間の食品よりも精度よく表示されている」・・というように洗脳勘違いしてしまうような書き方です。

で、次に、同じくペットフード工業会の「ペットフードの表示に関する公正競争規約施行規則」によれば・・ (クリックで拡大)

b0087891_2348962.jpg


農水省の定めた「飼料分析基準」なるもの等により、分析方法が決められているとのこと。
この基準を探したのですが見つからず・・
代わりに、「粗」の本当の意味(内容)を見つけました。

※以下、財団法人 食品分析開発センターHPより引用

---------------------------------------------------------------------
水分: 炭水化物及び蛋白質等と結合している結合水並びに遊離水を合わせたものです。

粗灰分: 少量の炭素、無機塩類及び土砂等が含まれています。

粗たん白質: 蛋白質以外にアンモニア、アミド、アミノ酸及びキチン質等の窒素化合物が含まれています。

粗繊維: 大部分はセルロースですが、リグニン、ヘミセルリース及びキチン質等の一部も含まれます。
[粗繊維の含量と飼料の栄養価とは相関関係にあり、一般的に粗繊維含量の高いものは栄養価が低いと言われています]

粗脂肪: 大部分はグリセリドですが、脂肪酸、高級アルコール、ロウ、ステロイド及びカロチノイド等も含まれます。

可溶無窒素物: 飼料の総量から上記の5成分を差し引いたもので、デンプン、糖類、ヘミセルロース及びペクチン等、家畜のエネルギー源として必要なものが含まれています。
---------------------------------------------------------------------

・・ということです。
やっぱりですね。

・・しっかし、土砂ってさぁ。。


上に書いてある成分の有害性については、また調べてみようと思いますが、
「粗」=「およそ」・・という解釈は正解なのでは?
結局、適当な感じがするのは私だけでしょうか・・?
人間が食べないような部位が入っていても、「規約の範疇」と解釈できてしまいます。。

それともう1つ、重要なことがありますね。
最後の「可溶無窒素物」ってやつです。
これらは、「エネルギー源として必要なもの」ということです。
それなのに、ペットフードの成分表示に規定されていない・・

「粗〇〇〇 〇%」というのは、フードの全重量を100%としたとき、それぞれ含まれる重量割合ですから、「可溶無窒素物= 飼料の総量から上記の5成分を差し引いたもの」であるならば、可溶無窒素物の割合を決めないという理屈は分らなくはないのです。
「以上・以下」という規定であれば、全ての重量割合を決められないから。
「残ったものは可溶無窒素物」。
でも、大切な「エネルギー源」なんだから、この割合は決めるべきなのでは・・・?


「〇%以上」の数字は、粗たんぱくと粗脂肪についてのみ「ペットフードの表示に関する公正競争規約施行規則」に規定があり、幼犬(猫)期・授乳期などと、成犬(猫)期・維持期などとで3~4%の開きがあります。(ドッグフードの場合、粗たんぱく:18~22%、粗脂肪:5~8%)
その数字の根拠については、(当然ながら・・)書いてありません。
他の3成分の割合の規定はないようです。

缶詰って、水分75~80%くらいのはずですが、上の数字を守れないと思うのですが・・

フードの試験方法についても、「おやおや??」と感じられる部分があります。
ペットフード、どうも怪しい感じがしてなりませんねぇ・・
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by harutsuku | 2007-11-12 00:20 | 飼い主の知識
【ペットフードのホント(3)】

今月初めての投稿です・・日々、過ぎるのが早いです。

ペットフードについて、ある一部の製品に原料の表示偽装があったばかりですが、まだまだ氷山の一角だという気がしています。
現状、野放し状態のペットフードに、「農林水産省と環境省が法規制を視野に検討を進めている」・・ということらしいですが、あまり過剰な期待はできないと個人的には思います。
やはり、飼い主が自ら「我が子を守る」ことが一番良いでしょうね。


8)ペットフードに安全基準がないワケ
--------------------------------------------------------------------
・「ペットフードを食べているペットの肉が、最終的に人間に食べられることは考えられない」から。
--------------------------------------------------------------------

ペットがフードその他に含まれる有害物質などを体内に蓄積したとしても、「人間に害はない」・・という考えが根底にあるようです。
・・バカにした話ですね。。

飼い主の私達は、「少しでも我が子の健康に良いフードを与えたい」と思っているのに。
「人間は食べられません」・・などと書いてあるようなフードは、おそらく危険な原料・粗悪な原料を使っていると思われます。


9)「プレミアム」「缶詰・ウェットタイプ」は本当にいいの?
--------------------------------------------------------------------
・安売りをしているような「プレミアム」は、原価が安い。(=良い原料を使っていない)
・缶詰フードの、成分の約80%は「水分」である。
・缶から溶け出す金属成分・防腐剤・塩分は、間違いなく健康を害する。
・防腐剤の入った缶詰・半生タイプは、長期間「腐らない」ことから危険度が分かる。
--------------------------------------------------------------------

プレミアムとか書いてあると、なんだかとっても良いものに感じます。
また、缶詰はドライフードより、一般的に高級な感じがしますね。
でも、実際どうなのかは怪しいようです。
だからといって「高い価格のフードだから、きっと良い原料を使っているはず」・・と思うのは早計です。
メーカーの考え方、原材料について細かく飼い主に知らせようという意志表示があるかなどを調べることは、「高い=良い」と勘違いさせられ、騙されないためにも必要だと思います。
また、歯のためにも、あまり柔らかいフードを食べさせることは良くないようです。


10)「シニア用」「ライト」「パピー用」などのフードは本当にいいの?
--------------------------------------------------------------------
・犬(猫も同じ)は、そもそも年齢に応じた食べ物を食べていた動物ではない。
・年齢に応じ、食べる量の調節をして必要な摂取カロリーを得ていた動物である。
・老犬だからといって、「ローカロリー、繊維質の多いフード」は、栄養バランスを崩しかねない。
・幼犬、授乳期だからといって、「脂肪分の多いフード」というのも、そもそもの犬の生態からいっておかしいこと。
--------------------------------------------------------------------

人間用の食品も、「謳い文句」に騙されないよう、消費者が賢くならなければいけない時代になってしまいました。
規制の厳しい人間用の食品でさえ、「どうせわかりゃしないさ」という、とんでもない考え方をする人間がいる世の中なのですから、規制のないフードは「最初から疑ってかかる」・・ということが必要だと思います。

残念ながら、「どのフードは悪い」「どのフードは良い」ということは、私には分かりません。
ただ言えるのは、「知名度があるから良い」「獣医師が勧めるから良い」・・とは言えないということです。
もちろん中にはよい物もあるはずです。

フード選びは、

   ①(印象などの)根拠のない理由で良いと判断しない
   ②人間が食べても問題ないかを調べる(※メーカーに聞く。)
   ③自分が納得できるまで調べて、良いと思えるフードを選ぶ

・・ということしかないのかなと思います。


【番外】
--------------------------------------------------------------------
・「消化吸収率」を明示しているフードは、健康を考えているフードと言える。
・「ささみ」は、リンが多く含まれているため、体内でカルシウムを壊し、ミネラルバランスを崩す恐れがある。
・「大豆」は、犬にとって有害な成分が含まれる。(長時間の加熱処理が必要)
・「豆腐」は、凝固剤にマグネシウムが使われているため、結石ができる可能性が高い。
・「牛肉」「豚肉」は、アレルギー性が高い。
・肉の産地で、「オーストラリア」「ニュージーランド」「カナダ」以外の国は、狂牛病などの病気の家畜の骨肉粉を使っている可能性が高いため危険。
・人間にとってちょうど良い塩加減は、犬の必要量の「250~500倍」と言われている。
・人間と犬の好む匂いは異なる。(人が好む匂いのフードは、人間の購買意欲をそそるため?)
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by harutsuku | 2007-11-06 21:54 | 飼い主の知識
【ペットフードのホント(2)】

4)脂肪分
--------------------------------------------------------------------
・美しい被毛と健康な皮膚を作り、皮膚病を予防するために必要。
・高品質の「鶏脂」「七面鳥脂」が好ましい。
・牛脂、豚脂、原料不明の獣脂など、品質の悪い動物性油脂は、下痢やアレルギーの大きな原因となる。
--------------------------------------------------------------------


5)着色料
--------------------------------------------------------------------
・犬は色弱なので、フードの色で食欲をそそられることはない。
・飼い主が美味しそうと思うように着色したり、脱色・漂白してあるフードは、当然有害。
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6)酸化防止剤・防腐剤
--------------------------------------------------------------------
・エトキシキン、BHA、BHT等の化学合成保存料、化学合成酸化防止剤などは、発ガン性物質を含み、生殖異常なども引き起こす恐れがある。
・「でんぷん由来のビタミンC」や「小麦肺芽由来のビタミンE」を使うことで、添加物を使わなくても、製造後半年程度は脂肪分の酸化を防ぐことができる。
・アスコルビン酸、トコフェロールは、酸化防止効果に加え、犬の健康維持には有効である。
--------------------------------------------------------------------


7)繊維質
--------------------------------------------------------------------
・フードの最適な繊維質の含有量は、原材料の2~3%が目安。
・腸の動きが鈍る老犬は、繊維質含有量3~5%でも良いが、あまり多いと便の量が増え、消化率が悪くなるので注意。
・「繊維質が多い」「整腸作用菌」を添加してあるフードは、想像する効果(健康維持)は期待できない。
・繊維質が無駄に多いということは、以下の点で問題がある。
「原料の安い物を高く売るため。(飼い主に誤解を与え、健康維持の効果を期待させて、購買意欲をそそらせるため)」
「消化しにくい原材料を多用している」
「いくら食べても栄養が取れない」
「安い原材料(トウモロコシの芯や茎など)を使っている」
・繊維質や整腸作用菌を添加したフードで整腸作用を期待するより、消化吸収率の高い良質の原材料を使ったフードを選び、バランスよく与えることの方が、犬にとってはよほど大切なこと。
何故ならば、消化吸収率が良ければ、整腸作用菌などを入れなくても、腸での消化吸収は良好になるから。
--------------------------------------------------------------------


フードを水でふやかすと、どんな原材料を使ったフードなのかがおよそ分るようです。

・すぐにふやけ、形がボロボロに崩れるものは、「植物原料が多い」と考えられる。
・形があまり崩れないものは、「肉類の含有量が多い」と考えられる。

肉食動物である犬に良いのは、肉類中心のフードですね。
肉を使っていても、肉粉を固めたようなものは崩れると思いますが、肉粉を使っていること自体、信用ならないかなと個人的には思います。
「副産物(内臓など)を粉砕したもの」かもしれないからです。


「見た目で左右されない」
「フードの謳い文句を鵜呑みにしない」
「犬の消化吸収をしっかり理解する(人間と同じに考えない)」
「製造メーカーのポリシー、原材料の説明をじっくり読む」

・・・ということが、フード選びに必要ではと思います。
また次回に続きます。
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by harutsuku | 2007-10-30 11:38 | 飼い主の知識
【ペットフードのホント(1)】

ペットフードについて、何回かに分けて書きます。

尚、記事に書く内容の参照先は、我が家で与えているフード(TLCドッグフード)の「Q&A 給餌開始前にお読み下さい」という小冊子です。
(※この会社では、始めてフードを注文される飼い主に向けて、ドッグフードの知識と製品知識をまとめた小冊子を配布しています。)
原文転載の許可を取っていませんので、要約した内容を書きます。

私自身、その小冊子に書いてあることが全て本当かどうかの確認をしたわけではありません。(確認できることは確認しています)
この製品の良さと会社のポリシーを考えると、ウソはないと思いますので参考にして下さい。




1)ペットフードの原材料表示についての注意
--------------------------------------------------------------------
①(フードのラベルに書いてある)原材料、成分は、「どのくらい入っているのか」の表示がされないことが殆どである。(表示義務はない)
②原材料および成分の表示は、フード内の全ての成分の中から「重い順番に書いてある」。
③原料の最初から3番目までに「トウモロコシ・麦・大豆」のうちの一つ以上が書かれているフードは、「植物(穀物)がベースになっているフードである。
--------------------------------------------------------------------

ペットフード工業会の「ペットフードの表示に関する公正競争規約・施行規則」では、以下のように定められています。

b0087891_23183257.jpg



ここで注意しなければならないことは、③「植物(穀物)ベースのフードではないか?」です。
犬は肉食動物であるため、人間とは違った消化のメカニズムを持っているのはご存知の通りです。
植物ベース(しかもおそらくかなりの含有量)であるフードを与え続けることは、長い目でみても良いことではないと言えます。


2)大豆の毒性
--------------------------------------------------------------------
・大豆には、「トリプシンインヒビター」という、犬とっては有害な物質が含まれている。
・この物質は、長時間の加熱処理をしない限り、毒性は消滅しない。
・ドライドッグフードの製造上の過熱処理時間は、30秒程度であるので、大豆の毒性は処理されていない可能性が高い。
--------------------------------------------------------------------


3)「副産物」の恐さ
--------------------------------------------------------------------
・「副産物」とは、「頭・足・骨・内臓・皮・ひづめ・羽根・体毛・便などを含んだ内臓」など。
・「鶏肉副産物」「牛肉副産物」「獣肉副産物」「肉類副産物」「バイプロダクツ」などと表示される。
・羽根や体毛などの「消化されないタンパク質」であっても、成分はそれらを加えた表示がされる。(例:羽毛5%、他のタンパク質15%の場合、タンパク質成分表示は「20%」となる。)
--------------------------------------------------------------------

同じく、「ペットフードの表示に関する公正競争規約・施行規則」では、副産物(副生物)について、「入れてよい物」として書いてあります。
b0087891_23464635.jpg




・・まだまだ恐いことが、小冊子にはたくさん書いてあります。
もっともらしく書かれたペットフード工業会の規約・規則ですが、皆様はどう感じられますか?

フードが病気の原因というのは、アレルギー性疾患では比較的分り易いことですが、もしかしたら、知らないうちに我が子の体が蝕まれるような事態になってはいないでしょうか・・
私達、飼い主の選んだフードで、我が子がならなくても良かった病気にさせてしまうことだけは避けたいですね。。

続きはまた数日後に書きます。
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by harutsuku | 2007-10-27 23:55 | 飼い主の知識
【ペットフード添加物表示の改正、その他】

ペットフードのことについて追記です。

国内のペットフードに関わる企業で作る「ペットフード工業会」HP内に、このようなことが書かれていました。

--------------------------------------------------------------------
『平成19年6月20日より今までは任意表示となっていたペットフードに使用する添加物名を必要表示事項として表示していくことになり、その表示のルールが決まりました。会員社は製品の原材料名表示の修正をこれから18ヶ月かけて行っていき、平成20年12月20日よりすべてのペットフード製品はこの表示ルールに沿って添加物名が表示され販売されることになります。』
--------------------------------------------------------------------

まあ、良い方向ではありますね。
この「会員社」となっている企業(※ペットフード製造企業)は下記です。
これらの企業のペットフードは、来年末までには全て添加物の表示がされるはずです。


会員一覧(正会員)

アイシア株式会社、アース・バイオケミカル株式会社、アイムス・ジャパン株式会社
アイリスオーヤマ株式会社 、イースター株式会社
株式会社イトウアンドカンパニーリミテッド、いなばペットフード株式会社
株式会社エビス商事 、エヌピーエフジャパン株式会社 、花王株式会社
九州ペットフード株式会社 、キョーリンフード工業株式会社 、株式会社コンビ
株式会社サン・クロレラ 、三洋食品株式会社 、株式会社サンライズ
株式会社シービーフーズ 、ジャパンペット商事株式会社 株式会社スマック
デビフペット株式会社 、ドキーマンハヤシ株式会社、ナチュラルペットフーズ株式会社
ニッケペットケア株式会社 、日清ペットフード株式会社、日本配合飼料株式会社
日本ヒルズ・コルゲート株式会社 、日本ペットフード株式会社
ネスレピュリナペットケア株式会社、はごろもフーズ株式会社 ペットケア部
P・ボール株式会社 、ペットウェルシス株式会社 、ペットライン株式会社
マスターフーズ リミテッド 、株式会社森乳サンワールド
株式会社ヤマヒサ ペット事業部 、ユニ・チャーム ペットケア株式会社
株式会社吉岡油糧 343-0106 、ライオン商事株式会社
ロイヤルカナンジャポン株式会社 、ワイ.ケイ.エンタープライズ株式会社
ワッティーズジャパン有限会社


ここで言う「添加物」は下記です。(クリックで拡大します)
b0087891_20475373.jpg



ペットフードの定義・表示・添加物などについては、このサイト内の「ペットフード概論」に詳しく書かれています。
もっと分り易いのは、「ペットフードハンドブック(PDF)」です。

添加物について、「日本と欧米諸国では、認可されているものが違う」「用途が違う」「管理している法律が違う」・・などと書かれており、やっぱり詳しく調べる必要はありそうな感じでした。


次に「原産国」について。
やはり、「原産国=最終製造工程を行った国」です ↓ (クリック拡大)
b0087891_2122091.jpg

原材料(未加工)だけでなく、海外から仕入れた半加工品を、日本国内で他の材料と合わせて製造すれば(注:複数の製品を混ぜただけのものは除くと思われる)、立派な「国産品」ということになりますね。
「ラベル表示のみ・詰め替えのみ・詰め合わせのみ」以外であれば、国産と表示してよいということですから。


・・・で。
このペットフード工業会の、ペットフード製造に関する規則を読んでみると、おやおや?・・というところが幾つかありました。
いろいろな取り決めがあり、一見もっともらしいのですが。
またよく読んでみます。
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by harutsuku | 2007-10-19 21:07 | 飼い主の知識
【ペットフードの安全性について】

先の記事のアンケートにご回答頂いた方々、お忙しい中ご協力ありがとうございました。
「参考になったこと」という設問で、闘病記と飼い主の知識が多かったのは嬉しかったです。
「知りたいこと」では、病気の治療法とペットフードについてが多いようです。
設問に上げておきながら何ですが、これらはすぐには参考になるようなことは書けません。
医療に携わってもいない私ですので、書籍等で調べなければなりませんので、相当時間が掛かることだと思います。
ですが、必ず書きますのでお待ち下さい。

さて、ペットフードについては、健康な子・闘病中の子に関わらず、飼い主の方の関心が高いことだと思います。
ペットフードについて、どのフードでも成分表は記載されていますが、それだけでは、
「本当に安全なのか?」は分りません。
その辺りのことについて、少し書いてみます。
(あくまで私の自論ですので、ご参考まで。)


ペットフードには、成分の安全基準・規制がないと言います。
また、成分の表示義務も無いようです。
とは言え、市販のフードやおやつなどには成分が書かれているのが普通だと思います。
これはメーカーの自主的な行為のようですが、ドッグフードやキャットフードを買う飼い主のことを考えれば、成分表が書いてあった方が「売れる」のは当然のことであって、だからと言って、「成分表を信じる=安全なものしか入っていない」・・ということとは「別問題」だと思います。

問題は2つあると思います。

1つ目は・・「成分としては確かであるが、安全な成分なのかは分らない」
2つ目は・・「成分表示されていない成分が、入っていないとは限らない」
・・ということです。

成分表示が自主的なものである限り、また、その自主的な行為の目的が「売るため」である限り、成分表示をそのまま信じるのは恐い気がします。


ご興味のある方だけ↓
---------------------------------------------------------------------
※成分分析についての基礎知識

食品の成分検査には、分析装置というものを使います。
種類はいろいろあって、分析の方法もいろいろあるのですが、分析方法の基本は、
「物質固有の性質を見て、その物質を特定する」・・です。

光は「波」というのはご存知だと思いますが、光には波の幅が幾つもあります。
赤外線や紫外線は光ですが、どちらも波の幅が違います。

成分を知りたい物質にある光(紫外線や赤外線など)を当てると、成分の物質によって特定の幅(波長)の光を吸収するものがあります。
物質ごとに、「どの波長の光をどのくらい吸収するか」が分っているので、「〇〇が含まれている」ということが分かります。
↓こんな感じに。(横軸は光の波長、縦軸は吸光度)

b0087891_2014447.jpg
 
また、その成分がどのくらい含まれているかが分る装置もあります。
光を使う方法以外にも、濾過速度などで成分を特定する方法があります。
---------------------------------------------------------------------


「成分としては確かであるが、安全な成分なのかは分らない」

成分として、「〇〇が入っている」ということに、(多くの場合)恐らくウソはないと思います。
虚偽表示がバレたときのメーカーのリスクは大きいからです。
ただ、安全性を考えた場合は、「〇〇が入っている」ということだけでは判断できません。
純粋な成分でも、不純物の混じった同じ成分でも、成分分析では同じ物質と認識できるからです。

ちょっと極端に言うと・・

例えば、人間用の塩でも、「合成された塩」と「純粋な塩」は、くくりは同じ「塩」です。
厳密に言えば、これらには違いが出るはずですが、フードの自主的な成分表示でそこまで良心的に表示することもないでしょう。
不純物が混じっていても、「塩」の特性を示すのであれば、表示は「塩」です。

「ビーフ」であっても、「安全な餌で飼育された牛」と、「危険な添加物が入った餌で飼育された牛」、どれも同じ「ビーフ」ですね。
直接フードに添加されていなくても、原料となる物に危険な物が使われていたとしたら、そのフードは「絶対安全」・・とは言えないと思います。


「成分表示されていない成分が、入っていないとは限らない」

・・こっちの方が恐いです。
「ペットフードの成分表示に公な規制はない」のですから、不都合のある成分が入っていても、「表示しなければならない」義務はありません。
また、こんなこともあります。
---------------------------------------------------------------------
メーカーの自主規制によって原材料の80%以上(大まかな表示が認められていますので厳密な原材料の表記は必要がありません)を表示すればよいことになっています。
  (※TLCドッグフードHPより引用)
---------------------------------------------------------------------

成分の20%弱は、「表示しなくても良い」のです。
たとえ何が入っていても・・。



では、「安全なフードはどれなのか?」ですね。
これは分りません。
二次的(原料の餌や肥料など)に危険な物質が使われていても、相当詳しく調べないと分らないからです。
フードの原料から安全性を確認し、フードが出来上がるまでの一部始終を見ないことには・・。
それでも「絶対大丈夫」とは、おそらく言えないと思います。
規制が厳しい人間の食べ物だって、収益を上げるために様々な偽装がある世の中です。


じゃ、どうするか。

「中立的な第三者が調べた結果を鵜呑みにする」か、「実際に与えて何ごとも起こらないのを確認する」・・・でしょうか。
長い期間有害物質が蓄積されて病気になることもあるので、後者はお薦めできることではありませんが・・。

ペットフード業界の実態を暴露し、その流れ(安全性より収益性)に逆らっているようなメーカーを信じてみる・・ということもひとつです。

獣医師が勧めるフードはどうか?・・ですが、あくまでも私の考えですが、それだけでは信用できません。
入っているものに間違いはないでしょうし、動物の体に合った成分割合や、必要な栄養素なども添加されているので、悪いとは思いませんが。
結局、「素性がハッキリしない」ように思えます。

でも、そんなことを言っていたらキリがないとも思います。
手作りしたとしても、材料が本当に安全なのかどうかを、自分で確かめることもできないから。。
たとえ無農薬で自分で栽培したものだけを使ったとしても、二次的に「土壌や水」が安全かどうかは調べないと分らないから。

あと、「国産だから安全」・・というのは果たしてどうかな??・・と思います。
中国産の原料を使っていても、国内で製造すれば「国産」だからです。
ほとんどの場合、材料の生産国までは表示されません。

も一つ。
「有名メーカーだから安全」・・これもどうでしょう。
会社が大きくなったという背景には、「収益性が良い」ということが必ずあります。
「有名=知名度がある ←多額の広告宣伝費を使っている」・・ということもあるでしょう。
一般的に、利益を上げるためには、「薄利多売」か「収益性が高い」かのどちらかです。
後者の場合であったならば、「安い原材料を使っている=安全性が疑わしい」ということが、かなり高い確率で言えると思います。


今の段階で言えるのは、
「人間の食べ物でさえ危険なものが知らずに入っていることもあるのだから、ペットフードの安全性はもっと酷いであろう」・・ということだけです。
その前提に立った上で、より安全と思われる製品を選ぶしかないと思います。
もっと言えば、「本当に動物のことを考えているメーカーの製品」です。
まあ、これもメーカーの一方的なPRでしか判断できないのですが。。

また調べてみますね・・
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by harutsuku | 2007-10-16 20:07 | 飼い主の知識
【処方された薬が分るサイト】

ちょっとヘロっているので手抜きですが・・

病院で処方された薬が、どんな薬なのかは充分説明されていないのが現実だと思います。
以前もここでご紹介し、サイトにもリンクしてありますが、処方薬の詳細が分るサイトを再度ご紹介します。
いざという時のために、ブックマーク(お気に入り)しておくと重宝すると思います。

【動物専用薬検索】

  動物のくすりホームページ(東京大学)
  動物用医薬品等データベース(農林水産省)


【人間用薬検索】 ※人間用の薬を処方されることも多々あります。

  医者からもらった薬がわかる
  ここカラダ お薬辞典
  お薬110番 病気別薬フォルダー
  

【代表的なステロイド、心疾患治療薬】

  プレドニゾロン(ステロイド)
  エナカルド(犬用心不全薬)


昔の記事に書いたことでも、既に探し難くなっているようなものは、またリストアップして書いて行きます。(手抜きとも言いますが・・)
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by harutsuku | 2007-10-08 21:13 | 飼い主の知識
【健康管理チェックシート等配布】

日常の「健康管理チェックシート」および「病気のサイン」について、配布します。(動物用)
ご入用の方は下記よりお持ち帰り下さい。
サイトのトップページからもダウンロードできます。

尚、PDFは、PDFの閲覧ソフト「Adobe Reader」が必要です。
PDFが見れない方は、ここ からダウンロード&インストールして下さい。(無料)
「インストールしてあるか分からない」という方は、一旦、チェックシートをダウンロードして、見れなかった場合のみ、上記サイトからAdobe Readerをダウンロードしてインストールして下さい。
※良く分からない場合はコメントして下さいね。


   健康管理チェックシート (PDF、110KB)
   病気のサイン(1) (TIFF、173KB)
   病気のサイン(2) (TIFF、181KB)
   病気のサイン(3) (TIFF、104KB)


チェックシートは、日常の健康管理において、飼い主が気を付けて観察した方が良いと思われる項目を、毎日チェックできるようにしました。(※PDF、A4に1ヶ月分)
とっても簡単なものですが・・・無いよりは良いかと。
「おや? いつもと違うぞ」・・と、早く気付けることを目的としたものです。

病気のサインは、サイトの「病気のサイン」に書いたものを、A4で3枚にまとめたものです。(※TIFFというファイル形式の画像ファイル)
サイトのようなFlashでは、基本的に印刷できませんので、今回印刷できるようにしました。
画像ファイルですので、印刷せずに、通常の画像と同じ要領で見ることもできます。


今後、血液検査のチェック表と、表計算ソフトのEXCEL(エクセル)を使ってチェックできるものの配布を考えておりますが、時期は全く未定です。。
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by harutsuku | 2007-09-27 19:33 | 飼い主の知識
【栄養素と要求量】

ペットフードはおろか、人間の食品の安全性すら疑わしい昨今、我が子に手作り食を与えている方も多いと思います。
皆様、栄養素についてもご存知かと思いますが、以前探した比較的分かり易いサイトのご紹介です。
続けて、手抜き記事ですいません。。

  栄養素について 
  ※犬猫向けに、栄養素説明 /不足するとどうなるか/ 過剰症・・が書かれています。

  6大栄養素の所要量 
  ※犬1kgあたりの栄養要求量が書いてあります。(アメリカのドッグフード基準)

  犬の(必要)カロリー計算

  猫の(必要)カロリー計算


※2番目と3番目は、1年前の記事にもリンクしてありました。。

 
b0087891_19484241.jpg

 
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by harutsuku | 2007-07-19 19:49 | 飼い主の知識
【獣医さんが書かれた”裏話”】

獣医師が書かれたサイトやブログはいろいろあります。
その中でも、(飼い主側に立った)裏話のあるものをご紹介します。
(ご存知の方も多いのでは?・・と思いますが。)


  ペット病院ウラ話!?
  動物のお医者さんが見てきたこと
  悪徳動物病院の実態


特に、次のページは、一読しておく必要があるかと・・

  動物病院の裏話
  分かりやすい?ペットの薬
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by harutsuku | 2007-07-18 16:12 | 飼い主の知識



闘病記・ペットロス・教訓   病気について・飼い主の知識・呼び掛け・告知
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