~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



カテゴリ:発症初期のこと( 14 )
【発症16・17日目での悪化について】

1年前の昨日と今日の2日間で、乙音には目に見えた悪化がありました。
体重の激減です。。


    ・大量の下痢
    ・体重激減 2日間で2kg→1.7kg、背骨が浮き出る。
    ・食欲にムラあり。
    ・腸の疾患の可能性を聞くが「ないだろう」とのこと。

前日の夕方頃だったと思うのですが、下痢をしました。
量自体はさほどではなかったと思います。
けれどこの日の夜、大量の下痢をします。

日中、通院し、前日下痢をしたことから、「腸リンパ管拡張・・とか、腸の病気の可能性はないですか?」と獣医師に聞きましたが、「頻繁な下痢じゃないから、ないでしょう。」と、あっさり言われてしまいます。

この晩の下痢の後、乙音の背骨が浮いているのが分かりました。
良く見ると、体中、やせ細って見えました。
大量の下痢の前には気付かなかったので、この下痢で一気に衰弱したように思えます。


今思えば・・

もう、書くのも虚しいのですが・・
頻繁ではないものの、下痢はしたし、体重は激減し、衰弱してしまったので、これは一刻も早く病気を特定し、目先の症状を緩和するだけの対症療法ではなくて、適切な治療を行うべき段階でした。。

頻繁に下痢をしていれば、徐々に体重は減るのでしょうが、この時は本当に一発で減りました。
普通のことではないでしょう・・
それでも私は、この後1週間余り、生検することを決めていませんでした。。
ダメな飼い主です。。


2/27の記事からリアルタイムで読んで下さった方、如何でしたか?
「ちょっとおかしいなぁ・・」と思ってから2週間余りで、乙音はこんな状態になってしまいました。
乙音はきっと難しい重篤な病気だったんだと思いますが、飼い主が呑気にしているとこんなことになってしまう、悪い例として、参考になれば幸いです。

この後、2週間足らずで、乙音は最初の痙攣を起こし、その1ヶ月後に亡くなっています。
生検を決めてからも対症療法で経過を見ていました。
その日その時の乙音の病状に一喜一憂していました。
もうダメだと、確定診断をするために大学病院へ行くことを、私から獣医師にお願いしたのは、亡くなる僅か2週間余り前でした。

獣医師から、確定診断をするため、または、自分では手に負えないと判断され、大学病院などを勧めて頂ける場合は幸せです。

私達飼い主が心得ておかなければいけないと思っていることは、
「手に負えなかったり、一刻を争う状態ならば、大学病院や高度治療のできる病院へ受診することを、獣医師が勧めてくれるはず」・・という認識は、「間違っていると思っていたほうが良い」ということです。

「手に負えないと分かっていながら」、飼い主に選択肢を与えてくれない獣医師もいます。
飼い主が知識を持っていないと、「助かる選択肢がある」にもかかわらず、選ぶことができないなんて不幸が現実あることを、是非心のどこかに留めて欲しいと願います。


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by harutsuku | 2007-03-12 23:55 | 発症初期のこと
【発症15日目】 昨年の3/10のこと


     ・多飲多尿
     ・お腹の張り大
     ・排便があったが、下痢混じり
     ・体重が減り出す 2.2kg→2kg  
     ・食欲がややない

昼頃だったと思いますが、排便はあったものの、下痢と硬い便が混じったようなものでした。
大量と言うわけではなかったのですが、200gも体重が減っていました。(測定は夜8時頃)
食欲は相変わらずある方ではなく、元気もあまり無く、多飲多尿で、依然としてお腹の張りは目立っていました。

通院し、血液検査とエコーをしました。
TPの値のみ測り、前回より少し下がった記憶があるので(記録していない。。)、3.0か2.9位だったと思います。
エコーでは、胸水の状態観察をしました。
「水の中に心臓が浮いている状態」 ←こう言われました。。



この日・・

「何の病気でしょう・・か?」と獣医師に聞きました。
「ん・・何でしょうね・・」と、笑みを浮かべて言うのです・・
「他の先生にも聞いてみますね」ということで、私も深く追求しなかったわけですが、「この先生、信用できないかもしれない」・・と、この頃から思い始めたような気がします。
(結局、最期まで、「聞いてみる」という「他の先生の見解」を聞くことはありませんでした。。)

便秘が改善されないこと、原因疾患が判らないこと、話し方に真剣さが感じられないこと・・
それまで、この獣医師を信用し、他の先生の受け持ち時間には行かないようにしていたのですが、この日を境に、不審感が日に日に募るようになっていきました。

排便はあったけれど、200gも体重が減ったことにドキドキしていました。
1割近い体重が丸一日で減るのは、やっぱりおかしいのでは・・と思いました。

前々日、低タンパク血症と判ってから、インターネットでいろいろ調べてみたのですが、やはり腸の病気に気が留まります。
けれど、それらの病気は「頻繁な下痢・激しい下痢・断続的な下痢」と、下痢を伴うことが書いてあります。
「やっぱり下痢をしないから、腸ではないんだろうか・・」 と、私は自分の直感を信じきれないでいました。


今ならば・・

さっさと大学病院など、高度診療機関へ行くようにします。
時間も費用も掛かりますが、この2週間が勝負だったと思います。
思い過ごしで、心配し過ぎで、大学病院へ行っても無駄(大した病気でない)だったり、
判らなかったりすることもあるでしょうが、乙音をこうして亡くした今の私ならば、
また同じようなことがあれば、過剰なくらいに「確定診断に拘る」と思います。

目先の治療で一喜一憂するのは、もううんざりですから。。


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by harutsuku | 2007-03-10 22:18 | 発症初期のこと
【発症14日目】

乙音が嘔吐した日から2週間経ったこの日、特に大きな変化はありませんでした。
と言っても良い状態だったわけではなく、相変わらず多飲多尿で、便秘で、食欲もあまり無く、元気もさほど無い・・という状態でした。

低タンパク血症と判明したことで、また処方食に戻したのですが、あまり食べません。。
匂い付けとして、ほんの少しスキムミルクを処方食にふりかけて与えてみると、匂いに釣られたのか食べてくれました。
後に、「牛の乳から作った物は、脂肪球が犬には大き過ぎて消化に悪い」・・ということを知るのですが。。
初診で頂いた薬(コロネル)は与えるのを止めました。
10日ほど飲ませていましたが、一向に改善されないからです。
止めたのは私の判断でした。


で、今ならば・・

低タンパク血症になったと分かったならば、この日も通院してでも原因追求をしたと思います。
この時は、様子を見ました。
もう、一日も無駄にできなかったのに・・と、悔やまれます。。

低タンパク血症である以上、タンパクの補給は必須です。
さもないと、胸水は更に溜まり、腹水も見られたことでしょう。
高タンパク・低脂肪の処方食を食べさせないことにはどうにもならないと、食べさせることに必死でした。
以前から、乙音はミルク系のものは好きだったので、脱脂粉乳であるスキムミルクなら、まだ牛乳よりはいいだろう(低脂肪ということで)と、与えました。
今なら、迷わず「ヤギミルク」です。。

コロネルを飲ませるかどうかを獣医師に聞いていなかったのですが、独自の判断で飲ませなかったことは、結果的には良かったようです。
ですが、やはり「飼い主の勝手な判断」・・はマズイと思います。
一応、獣医師に相談はすべきだと思います。
ただ、飼い主が深く調べ、明らかに「獣医師の治療・投薬」に疑問がある場合は、他の獣医師に早急に聞く(転院など)ことが良いと思いますが。


この日まで、乙音の体重は2.2kgでした。
(発症2日目から、体重は測っていました。)
体重が減らないということも、私が安易に考えていた理由の一つだったのかもしれません。
そして1年前の明日3/10から、ついに体重の減少が見られるようになってしまうのでした。。

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by harutsuku | 2007-03-09 23:35 | 発症初期のこと
【発症13日目】 低タンパク血症

前日の診断で胸水があることが判り、利尿剤を飲ませることになりました。
胸水や腹水が溜まったとき、それを抜いてしまう獣医師もいるようです。
また、乙音の掛かり付けの病院のように、下手に抜かない場合もあるようです。
どちらがいいのか分かりませんが、「抜くとまた溜まるので、それは体の負担になる」ということで、利尿剤で尿として排泄させる方法でした。
結局、大学病院へ行くまで、胸水も腹水も地元の病院で抜くことはありませんでした。

発症13日目です。

お腹の張り大のため、午後病院へ連れて行きました。

     ・血液検査→TP(血漿総タンパク)=3.1g/dL     
      「低タンパク血症」と診断される。
     ・利尿剤で胸水を出す処方食やささみなどの高タンパク食品でタンパク質を補う
      という治療方針の説明を受ける。
     ・多飲多尿の症状大
     ・食欲、あまりなし
     ・元気もあまりない
     ・下痢+硬い便をする

病院へ付くと、血液検査をすると言われました。
この日はTPを測りました。(測定結果を初めて見せてもらった)
TPは、犬の場合、5~8g/dLが正常値範囲と言われていますが、乙音は3.1g/dLしかなく、胸水は低タンパク血症によるものということでした。
ただ、「低タンパク血症を引き起こしている疾患が、肝臓疾患なのか、腎臓疾患なのか、腸の疾患なのか、良く分からない」・・と言われました。

血液検査の結果では、肝臓も腎臓も悪いような数値ではないとのこと。
とすると腸なのか・・と思いましたが、「腸ならば頻繁に下痢をしますからね。違うと思いますよ。」と言われました。。

この日の夜、少し下痢をしてから硬い便をしたのですが、お腹の張りは見た目変わりませんでした。。
利尿剤を飲ませていることで、確かに排尿回数も量も多かったのですが、飲水量も増えました。
利尿剤で胸水を抜くのが目的ならば、飲水量も増えてしまっては、飲んだ水分をそのまま出すという多飲多尿のままではおかしくないか? と思いました。


今思うのは・・

  「腸の病気=頻繁な下痢をする」 

この病院では、ずっとこの一点だけで腸の疾患を否定されていました。
血液検査の結果を信じるのであれば、この時点で腸の病気が最も疑わしいはずです。
今は、「下痢をしない場合でも、腸の病気のことはある」と知りましたが、自分で調べられる腸の病気について書かれたものは、どれを見ても「激しい下痢」という症状が出ていました。

この日だったか、次の通院(2日後)だったか忘れましたが、肝臓の生検を勧められました。
勧められたというか、「分からない」という獣医師の言葉に不安になった私が、「どうすれば分かるか?」と聞いた答えでした。
生検のことは知っていましたので、乙音の体にメスを入れることに抵抗があり、すぐに頼む気になりませんでした。
今思えば、血液検査では肝機能に異常なしと結果が出ているのに、「何故に肝臓の生検?」・・・という納得できない気持ちもどこかにあったと思います。
そして、今だから思うのですが、「獣医師は血液検査の確かさに自信がない」・・のではなかったんじゃないか・・と。

経験上、血液検査で問題がなくても病気だったことがあったのかもしれませんが、何れにしろ、血液検査の結果より、自分の診断(直感?経験?)を信じていた訳で・・
だとしたら、血液検査は何? ・・と思ってしまいます。。

結果的に、生検することを即座に決めなかったことは良かったのですが、私の最大の失態は、この日に「大学病院への紹介をお願いしなかった」ことです。
まだこの時ならば、全身麻酔も出来ただろうし、手術も出来たと思います。

胸水や腹水が見つかった時、臓器に異常があることが認められる時など、重篤な疾患の可能性が高い場合で、
獣医師が、「分からない・・」とか「(検査結果を見て)おかしいなぁ・・」とか言っている場合は、より正確で精密に検査できる病院・専門医のいる大学病院などへ行くことが、完治への最短距離なのではないかな・・と思います。
転院やセカンドオピニオンよりも、です。
他の個人病院の設備や診断が、必ずしも「正しく優れている」とは言えない・・と思うからです。


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by harutsuku | 2007-03-08 22:23 | 発症初期のこと
【発症12日目】 胸水発覚・・

前日の通院で、「レントゲンを撮って下さい」という一言が言えなかったことを後悔していました。
乙音は絶対に何かの病気になってしまった・・と思いました。
これまでこんな便秘は無かったので、お腹の張りが鍵になっていると確信していました。

そしてこの日の午前中に病院へ行き、「無駄だと思いますけどね・・」と言われながらも、「絶対におかしいから」と、半ば強引にレントゲンを撮って頂きました。

暫くして、診察室の奥のライトパネルの前に呼ばれました。
「うんちは溜まってますね・・」と、獣医師が指差した腸には、素人の私でも分かるような「うん〇」の群れが・・
私がその状態にビックリしていると、獣医師が「おやっ・・」と言いました。
それまでニコニコしていた獣医師の顔が、一瞬で厳しい表情に変わりました。

「胸水・・?」 獣医師はレントゲンの心臓の辺りを指差し、「ここに水があるように見えます」と仰いました。
私は指差したところを見ましたが、そもそも水がレントゲンでどう映るのか知らないので、良く分かりません。。
  「水ですね、これは・・」「成分を検査してみます」
獣医師はそう言うと、乙音の胸の辺りに空の注射器を刺し、透明な液体を吸い取りました。

・・・胸水は確かにありました。。。

心臓にほど近いところに針を刺したのですが、獣医師はアバラ骨を触ってすぐにその間に針を刺したので、私はビックリしました。
手馴れているというか、目的の位置を正確に把握しているようでしたので、「さすが・・だ」と、この時は思いました。

すぐに採取した液体の成分分析をしました。
獣医師はずっと、厳しい表情でした。。

腹水というのは良く聞く言葉でしたが、胸水というのは聞き慣れない言葉でした。
けれど、とても良くない症状であることは分かりました。。

成分分析の結果が出て、獣医師は首を傾げました。
「ほとんど水ですね・・。何でかな・・。」
何でかな・・って。。

獣医師の説明はこうでした。

   ・体内に溜まる水には、①漏出性の漏出液②炎症性の滲出液、がある。
   ・成分はほぼ水なので、漏出液と考えられる。
    ※滲出液の場合、蛋白・細胞・血球が含まれる
   ・心臓病によるものではないだろう。
   ・肝臓が疑わしいが、血液検査では問題ないので、ホルモン失調なのかもしれない。

・・このような説明だったと思います。

胸水があるということで、私は直感的に心臓疾患ではないかと、ドキドキしながら胸水の成分結果を待っていましたので、「心臓疾患ではないだろう」という言葉を聞き、ホッとしたのを覚えています。
その診断は当たっていました。

治療は、胸水を抜くための利尿剤、それと念のため・・ということで、心臓疾患の薬(ENACARD)の服用をして、週2回程度、レントゲンとエコーにより経過を見るということでした。
胸水ばかりの話になってしまい、便秘のことは獣医師も私も、そっちのけ・・になってしまいました。。


今ならば・・

利尿剤を使うのは常套手段のようですが、まずは胸水の原因疾患を早急に探るのが先決ではないかと思います。
漏出性の胸水や腹水の場合、蛋白漏出性疾患や肝疾患が疑われるようですが、この時、血液検査でTP(血漿総タンパク)は測っていません。。
(※蛋白漏出性疾患の場合、TP値は低い)

どうも最初から、獣医師は肝疾患ばかりを疑っていたように思います。
可能性のある疾患があるのだから、思い込まないで、一つずつ確かめて消していくことが必要だった・・
今はそう思います。

この日、胸水が発見されたことで、便秘との関連性などを聞くどころではありませんでした・・
新しく薬を処方されたので、コロネルを継続して飲ませるかどうかさえ、私は聞いていません。。
ちょっと動揺し過ぎていたようです。

そしてこの利尿剤により、多飲多尿の症状は、「訳が分からなく」なってしまったのでした・・

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by harutsuku | 2007-03-07 23:55 | 発症初期のこと
【発症11日目】 発症後2度目の通院

発症後10日目の夜から、多飲多尿やお腹の張りが目立つようになり、私は結構焦りました。
この日、9時からの診察開始に合わせて家を出て、ジャスト9時に病院に到着しました。

【発症11日目のこと】

前回(発症後4日目)の通院から前日までの様子を、獣医師に伝えました。
目を見たり、体を触って触診したあと、「血液検査してみます」と言われました。

   ・血液検査の結果は異常なし
   ・多飲多尿も「病気のせいという感じではないですけどね・・」と言われる。。
   ・便秘についても、「ちょっと体調を崩しているせいかな・・」。。。

この日も、血液検査の項目と数値を私は聞いていません。。
「疑わしいとすれば肝臓だけど、正常値ですよ。」 
↑ 血液検査の結果シートを片手に、獣医師が仰った言葉でした。
あまりに冷静で、あまりにお腹の張りや多飲多尿を気にしない獣医師の態度から、
「心配し過ぎなのかな・・」と、私は素人であるが故に、もう一言言いたかった言葉を飲み込んでしまいました。。

この日は、前回と同じくコロネルと処方食を頂きました。

その晩。。
   
   ・多飲多尿は続く
   ・お腹は更に張っている。。
   ・寝てばかりいる。
   ・食欲もあるほうではない 
   ・排便なし

やはり、何かおかしいと思いました。 
私は男なので便秘の苦しみはあまり経験したことはありませんが、そうは言っても便秘の状態は体に良いはずがありません。
この日、もう一言言いたかった言葉、「レントゲンを撮って下さい」・・を、また明日病院へ行って言おうと思いました。


今なら・・

この時は、もう一言が言えませんでした。。
非常識なことなのかな・・と思ったから?
いえ・・
「素人だからそう思う」「診断に間違いはない」・・こう獣医師に思われたくなかったからです。。
自分のプライドと、獣医師にヘソを曲げられては困るという、そんなことと引き換えに、一日無駄にしてしまったのです。。

素人の飼い主が、医学的な土俵で獣医師と同等なはずはありません。
非常識な質問をしても「当たり前」なのです。

  「分からなかったら聞く」
  「気になることは言う」


もし、分からないことや気になっていることを言ったことで、獣医師が不愉快になったとしたら、その獣医師とは、本当のインフォームドコンセント(※獣医師に説明を受けた上で、飼い主が同意して治療を進めること)が成立するとは思えません。

今の私なら、

   「分からないことは聞く、気になることはハッキリ言う
 
こうします。
もし、それで獣医師が不機嫌になったり、面倒くさそうにしたら、転院を考えるでしょう。
獣医師と飼い主の意思の疎通はとても大切なことです。
何故なら、「治療方針の最終決断は飼い主がする」からです。
獣医師が「こうしたい」と思っても、飼い主の承諾なしでは勝手な治療はできません。

もし、その獣医師が「この子を救いたい」と心から思っているのであれば、飼い主が納得するように説明をするはずですし、飼い主の的外れの質問にもきちんと答えようとするはずです。
飼い主の非常識な質問に不機嫌になるようでは、私は信用して我が子を診て頂く気にはなりませんね・・

・・ついつい力が入ってしまいます。。
不快ですね、すみません。


    「気になることは、獣医師の顔色を見ずに、我が子の顔色を見て言う」

乙音の命と引き換えに私が得た、教訓のひとつです。
生かして頂ければ嬉しいです(笑)

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by harutsuku | 2007-03-06 23:52 | 発症初期のこと
【発症10日目】 2006年3月5日(日)

ここまでで、皆様どう思われたでしょうか・・?
食欲がやや落ちたこと、お腹の張り、多飲多尿傾向・・
当時の私は、それらの症状を”楽天的”に受け止めていました。

発症10日目のことです。

   ・朝食は、やはりあまり喜んで食べない。(完食)
   ・多飲多尿、夕方頃より酷くなる。(1時間に2回程度の排尿。水はガブ飲み)
   ・朝食後、普通の便を少しした。 
   ・午後になった頃からあまり元気がない。
   ・夕食を少し残す。(数粒)
   ・夜になってからお腹の張りが目立つようになる。

この日は日曜日でした。
病院は休みです。
昼頃までの乙音は、前日とあまり変わらず、それほど気になることもありませんでした。
朝食後に僅かですが普通の便をしたので、良くなっているのかもと期待していました。

ところが夕方(確か16時頃)になって・・

水をガブ飲みするようになり、そのままトイレへ・・
大量の水っぽいおしっこをします。
30分経つか経たないかという間隔で、それは夜寝るまで続きました。
(夜中もいつもより飲水量も排尿量も多かったのは、朝起きてから分かりました。)
間違いなく、多飲多尿の症状です・・

夜になってからは、お腹の張りが目立つようになりました。
夕食後のせいかと思いましたが、それならば時間の経過に従って、お腹の張りは無くなっていくはずですが、逆に張ってきています。。

「元気がない」というのは、グッタリしている感じではありませんが、いつもと違って、「目が虚ろ」という感じに見えました。
眠いのとは違うのは分かりました。

「これは・・ヤバイかも。。」 
私はそう思い、明日の朝、病院へ行くことをやっと決めたのです。。


今ならば・・

この日に至る前に、既に病院へ再び行っていたはずです。
発症から10日目のこの日までの乙音の状態は、とても「ゆっくりと悪化」していたように思います。
もし、必要以上に安心していなければ、その「ゆっくりな変化」に、おかしいということを感じ取れたかもしれません。
そうは言っても、症状は把握していたつもりなので、「注意さえしていれば」早め早めに病院へ連れて行くでしょう・・今ならば。。

どんな病気も同じではないと思いますが、初期は症状(サイン)が穏やかな場合もあるので、獣医師も飼い主も、あまり深刻にならないことがあると思います。

一度病院へ行って、投薬等の治療をし、それでも症状が収まらなかった場合、「的が外れている」・・のかもしれません。
逆に、症状が収まった場合、これは二つのケースが考えられると思います。

一つは、軽い病気や一時的なもので、「薬などによって治った」場合。
もう一つは、病気の初期症状を消してしまう対症療法により、「治ったように見えてしまう」場合です。

後者は、とても恐いことです・・
その場合、間違いなく、本来の治療に入るのが遅れます。
目先の症状だけを見て、それを緩和するだけの治療をしていると、最悪、「ぐちゃぐちゃにしてしまう(何が原因なのかが分からなくなってしまう)」ということは、あります。

特にステロイドの投与。
ステロイドは、「劇的に変わる」と言われる薬で、例えばかゆみや炎症などの症状に対して使えば、「すぐに治ったように見える」・・らしいです。
ですが、かゆみや炎症の原因は目に見えるものではない場合もあり、むやみにステロイド剤を投与されたことによって、「薬で作られてしまった(=医原性)クッシング」というものが、現に存在するのですから・・

結局のところ、「治ったように見える」のを、「治った」と勘違いしないように、症状が収まった後の経過観察(同じ症状あるいは新たな症状がないか)こそ、飼い主がしっかりやらなければならないことなんですよね・・

1年前に心得ておきたかったです。。


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by harutsuku | 2007-03-05 22:21 | 発症初期のこと
【発症9日目】

1年前の、発症9日目のことです。

   ・食欲、やや食い付きが悪いが完食する。(薬:コロネル0.2g×朝晩)
   ・多飲多尿あり。(普段より水を飲む回数が多い)
   ・嘔吐なし
   ・よく寝ている。
   ・排便なし。ややお腹が張っている。

いつもの食欲ではありませんが、すごく調子が悪いという感じには見えません。
前日、前々日は治まった初期症状がまた現れたことを、「変化があった」と重く受け止めていなかった私は、この日もまだ病院へ連れて行きませんでした。
多飲多尿傾向は感じられるにしろ、春之進が糖尿病を発症した時に比べると、病気のサインとは言い難い気がしていました。。

排便が無かったことが一番気になっており、何度も乙音のお腹の張り具合はチェックしていました。
「犬は数日便秘したって大丈夫だよ」・・という、獣医師の言葉を信じてしまっていた私はまだ、事の深刻さを微塵も感じていませんでした。。
明日は病院は休みだから、念のために病院へ連れて行こうかな・・と思いましたが、乙音の様子もそれほどでもないし、来週でもいいだろうと思い、結局連れて行きませんでした・・



今ならば・・

1年前の私の考え方や症状の受け止め方の甘さに、書いていて情けなくなります。。
一度病院へ連れて行き、検査を受けて「様子見でいいでしょう=大丈夫でしょう」と、楽天的な解釈をしていたせいもありますが、この頃にもっと原因を早急に探ることを何もしていません。

便秘は気になっていたので、インターネットで調べたりはしましたが、ピッタリ合うような病気は見つけられず、目の前の乙音は「大したことない」と思ってしまいます。。
今だから思うのですが、乙音の病気は結局何だったのか分からなかったものなので、インターネットで調べても、合致するような病気が見つからなかっただけだったのですね。

「独自に調べても似ている病気はないし、獣医師も便秘は大丈夫だって言うし、ただの便秘と体調をちょっと崩しているだけさ・・」

↑ ・・私、もともと心配性のはずなのに、何故かとっても楽天的でした。。
そんな私がやっと焦りだすのは、乙音が最初に嘔吐した夜から、既に10日が経ってしまった明日の夜のことです・・

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by harutsuku | 2007-03-04 23:32 | 発症初期のこと
1年前のひな祭り 【発症8日目】

1年前の3/3のことです。

****************
【発症8日目】

   ・食事はドライフード(+薬半量:コロネル)ならば食べる
   ・やや多飲多尿傾向あり
   ・排便なし
   ・お腹の張りがやや目立つ
   ・嘔吐なし
   ・元気はあるが、激しい動き(走り回ったり、高い所から飛び降りたり)はしない

多飲多尿+便秘+お腹の張りがまた見られるようになりました。。
それらの症状がなかったのは前日だけでした。。

前日に排便があったことで、私達は少し安心し過ぎていました。
「またすぐに良くなるよ」・・なんて思い、症状がまた現れたことについては、さほど気にしませんでした。。

排便がないことから、夕食では薬を0.2gに戻し、ふりかけて与えました。
勝手に量を減らしたのですが、そもそもアバウトな量の指示で、「一袋(0.6g)を3~4回分に分けて与える」ということでした。



で、今どう思うかですが・・

前日、症状が消えたことで安心し過ぎたのがマズかったです。。
また症状が現れたことは、「良くなったのではなく、症状の波だった」・・と思います。
良くなっているのならば、またすぐに再現するのはおかしい。

この日は病院へ行くべきでした。
前日は症状が収まり、今日はまた現れたという「変化があったから」です。
経過観察中は、何か変化があったときは、獣医師に相談した方がいいと思います。
できれば、様子見と言われた日からの
  「症状の様子」「飲水量や排尿量、色」「食欲の有無」「元気があるかどうか」
  「体重」「その他気付いたこと」

このあたりを日々記録しておき、持参すれば、獣医師も正確な判断をする材料になると思います。

この日、病院へ連れて行けばどうだっただろう・・と想像するのですが、おそらく、当時の私では「もう少し様子見」と言われ、素直に帰って来たと思います。
知識がなかった故に、素人目にも「問題ないだろう」と思えたから。。

もし今なら、レントゲンと、気になっている腸の検査をお願いしたと思います。
(腸の検査と言っても設備としてエコーしかなかったですが、初診よりも詳しく診て頂くように。)
きっと、「そんな必要はないですよ」と言われたか、怪訝そうな顔をされたかもしれませんが、乙音は「獣医師でも予測していなかった病気」だったのですから、
根拠はなくても、飼い主が気になることがあれば言ってみる」・・ということは、実はとても大切なことで、
過去記事「飼い主の直感」にも書いたように、「当たっていることもある」のですから・・


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by harutsuku | 2007-03-03 22:02 | 発症初期のこと
1年前の3/2 【発症7日目】

昨年の3/2のことです。
****************
【発症7日目】

前日の夕食の時、乙音の食欲が減退していたことが気になっていました。
「薬の味のせい?」、そう思った私は、朝食に振り掛ける薬の量を半分にしました。

   ・「ヨシッ!」という号令を掛けても、フードの匂いを嗅ぐだけで食べなようとしない。
    私の手に載せて、一口ずつあげると食べたが、半分しか食べない。。
   ・普通の排便があった。
   ・多飲多尿の症状が無くなった。
   ・具合が悪い感じではないがあまり元気が無く、寝ていることが多い。 
   ・嘔吐なし
   ・お腹の張りは見られない

あまり食欲が無いようなので、夕食は3段階に分けてみました。

   1)処方食に薬をかけたものを手であげた ⇒ 一口しか食べず。。
   2)処方食のみを      〃         ⇒     〃
   3)従来のフードのみを    〃       ⇒ 普通に食べた。

どうも、処方食に飽きた様子でした。。
いつものフード(TLC)は、普段通りに食べました。
食欲が無かったわけではないと思いました。

普通の排便もあり、お腹の張りも解消され、多飲多尿の症状も無く、食欲減退もフードのせいだと考えると、気になっていた症状は全て無くなったようでした。
「大したことなかったんだな。単なる便秘かぁ・・」と、私達は安心しました。

投薬:コロネル(過敏性腸症候群治療薬)細粒、0.1g×朝1回
食事:処方食(ウォルサム セレクトプロテイン:ウェット缶)30g×朝1回
    TLCドッグフード、20g

****************

・・とここまでは当時の事実と記憶です。
で、今ならどう思うかですが・・

この日、初期症状が全て解消されたことを疑問に思います。
理由がよく分かりません。。
この日だけを見れば、「薬が効いた」と思うでしょう。
けれど、何かスッキリしない気持ちは残ったと思うので、むやみに安心はしなかったと思います。
そして、もし気になる症状が現れなかったら再検査をして、それでも何もおかしなところがないことを確認して初めて、「大したことなくて良かった!」・・と、安心したことと思います。


「良くなったり、悪くなったりを繰り返す」

↑ これはあることのようです。
この日の乙音がそれに当たるのかどうか、確かなことは分かりません。
ただ、乙音の闘病中、病状に何度も「波」が感じられたのは確かです。
数日置きや、長い場合だと数ヶ月、数年かけてゆっくりと進行する病気もあるようです。

そんなことを考えると、「記録は大切」だと思います。
長いスパン(時間軸)のために断片的に見えたものが、実は繋がっていた・・なんてことも有り得るのではないかな・・と、そう思います。

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by harutsuku | 2007-03-02 21:19 | 発症初期のこと



闘病記・ペットロス・教訓   病気について・飼い主の知識・呼び掛け・告知
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理不尽なこと 【10/2 更新】
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