~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



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【日本の動物診療の実情】

くどいようですが、「二歩先をゆく獣医さん」が手許に届きました。
早速、半分ほど読みました。
なるほど、スペシャリストと呼ばれる先生方は流石です。
「現在主流の治療法は、本当に良いのか?」という疑問を持たれています。
「早期発見、早期の確定診断、適切な治療」・・どの方も、これらに心血を注いでおられるようです。
細かい内容は、全て読んでからおいおい書いて行きたいと思います。

この本にも書いてありましたが、私も乙音の病状が深刻になるまで知らなかった、「日本の動物診療の実情」について、少し書いてみたいと思います。

実は、11/17に獣医についての記事を書き(アップしていませんが)、そこにも書いたことです。
それ以外にも獣医に対する内容を書いたのですが、ちょっと攻撃的でヤバイかな・・と思い、アップしませんでした(苦笑)



従来から日本の動物診療の目的は、「産業動物(人間の食用の牛・豚、馬などの家畜)のため」のようです。
産業動物には「病気を治癒させ、延命治療を施す」という目的は無いに等しく。。
何れ「殺してしまうから」・・です。。
食用あるいは産業用であるので、「出荷までのコストを抑える」というのは、他のモノ同様、利益を生むためには必然のことで、治療費にお金を掛けるくらいなら、「早めに処分してしまう」というのが実情のようです・・

そして、日本の獣医教育は未だに、「産業動物に関する医療知識を学ぶ」ことに重きが置かれているようです。
犬・猫などの伴侶動物に関する教育は、座学も臨床もまだまだ不十分のようです。

その上、街の動物病院での勤務となれば、大学では充分に学べなかった「伴侶動物」の病気や怪我に全て対応(全科治療)しなければならず、獣医師は大変です・・
動物病院に勤め、実際の臨床を経験しながら勉強し、手術の技術も磨かなければなりません。


つまり・・

全ての獣医が、「病気を特定し、適切な治療ができる」訳ではないのです。
言い換えれば、「獣医の言うこと、やることは正しい」とは言えない場合がある・・のです。
人間の医者以上に、知識や技量には個人差が大きいのが実情のようです。
大学では、犬猫の治療について充分に学べていないため、社会に出てから「如何に信念を持って日々勉強しているか」によって、雲泥の差が出てしまうようです。
それは、私達飼い主が考えている以上のようです。。
スペシャリストと呼ばれる先生は、動物診療の先進国アメリカなどに自費留学したり、国内の権威の先生に学んだり、独自に治療法を考えたり・・日々努力を惜しまないようです。

   「病院に連れていったから安心」
   「先生は『大丈夫』と言ってくれた」
   「検査に問題ない」    

・・本当にそう? 
もし、「我が子を絶対に助けたい!」と思うならば、「疑うこと」が必要なのかもしれません。

そんな動物診療の実情から考えて、「この先生は、良い獣医なのか・・」素人の私達には判断できないところが困りどころです・・
でも、私達飼い主が判断しなければ、我が子は手遅れに成りかねない・・


この本に書かれている「良い獣医の条件」・・

『ある程度の全科診療がとどこおりなくできるとか、丁寧に説明してくれて安心できるとか、親身になって動物のことを考えてくれるということもあるが、それ以上に重要なのは、いざというときに「この病気ならここにいい先生がいるので紹介しましょう」と言ってくれることではないだろうか。』

これは、私も一番大切なことだと思います。
何故なら・・

   ・自分の技量を把握している。
   ・無理をしない。
   ・勉強しているからこそ、「良い先生」を知っている。
   ・(他の病院を紹介することは)儲けることを第一に考えていない。

動物病院の多くは、経営は楽ではないようです。
設備投資、スタッフの人件費、収入の不安定さ・・があるからです。
「手を離さない」場合には、収入のことも頭にあると言えなくはないと思います。
セカンドオピニオンの話を切り出したら、「不機嫌になったり」、大学病院の紹介をお願いしたら、「必要ない」と言われたり・・・
そんな場合は、悲しいことですが、疑った方がいいのかもしれませんね・・

獣医とは言っても、「全ての病気に対応できる先生は稀である」
・・この認識でいた方が、間違いはないのかもしれないと思います。


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by harutsuku | 2006-11-30 10:56 | 飼い主の知識
【お知らせ】

先日ご紹介しました本、「二歩先をゆく獣医さん」ですが、既に完売(廃刊?)状態のようです・・
定価890円の本なのに、amazonでは古本がプレミア価格で売られています。。
数日前までは、それでも¥2,000程度の物もあったのですが、今は・・なんと、¥6,000と¥12,000ですよ。。(11/29現在)
有り得ないですね・・
定価¥890の本ですよぉ。。

通常、初版印刷時に「ある数」を一気に印刷し、出版社に何割かの在庫を残して書店に卸すはずなのですが、出版社の在庫が少なくなれば、普通は増刷するんですけどね・・
初版は、印刷コストを考えると、少なくとも1,000部単位で印刷するはずなのです。
増刷していないことを考えると、廃刊決定なのでしょう。。

幸い、私は古本を1冊確保できました。
本日(11/29)もうそろそろ届く予定です。
皆様にも知って頂けるよう、できるだけ内容をここに書くようにしますので。


我が子が骨折し、いくつも病院を変えても良くならず、一時は我が子が断脚の危機にあったという飼い主のsugiさんから、先日コメントを頂きました。
「二歩先をゆく獣医さん」を読まれて、良い獣医さんに巡り合われ、愛犬クンちゃんは無事に完治されたそうです。
詳しくはsugiさんのHP⇒ 走れ!クン 獣医再生治療への道 をご覧下さい。
(当ブログと相互リンクして頂きました)

クンちゃんの例を知り、「獣医選びで運命が決まる」ということ、改めて実感しました。


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by harutsuku | 2006-11-29 10:28 | e.t.c.
【痙攣について -3-】

痙攣を起こしたとき、原因追求のための検査には、およそ下記のものがあるようです。

   ①血液検査
   ②尿検査
   ③感染症の抗体検査
   ④エコー
   ⑤画像検査(レントゲン・CT・MRI)

普通、まず最初にすることは、血液検査になります。
痙攣の原因は様々なので、早くに原因を突き止められるかどうかが重要になります。
以前書いたように、血液検査の項目によっては、「問題ない」ことがありますので注意が必要です。

病気療養中の場合は、その病気が引き金となっていることが多いようなので、およそ原因の見当が付き易いと思いますが、急に痙攣を起こした場合は、「原因予測」の見誤りは、手遅れになってしまう可能性が高くなってしまいます。。

急な痙攣で多いのは、「中毒」「低血糖」「低カルシウム血症」のようです。
血液検査で調べる項目としては、

   ・血糖値
   ・血中カルシウム(Ca)
   ・白血球(WBC)
   ・赤血球(RBC) ・・その他です。

中毒の場合は、肝機能に障害を起こすことがあり、

   ・GPT、ALT
   ・GOT、AST ・・・何れかを調べます。

何れにしても・・
原因について、獣医師からしっかり説明を受けることが必要です。
血液検査で「何を調べ、値がどうだったか」を控えておくことができれば、自分で調べたり、セカンドオピニオンの際に役立ちます。
   
いきなり我が子が痙攣を起こした時には、おそらく殆どの方は冷静でいられないと思います。
ですが、なるべく冷静になり、「早期に原因を突き止めるよう、獣医に強く要望する」ことを忘れないようにして頂ければと思います。
「痙攣の原因が判るまで安心してはいけない」と、私は思います。

また、原因が判らないけれど、「抗痙攣薬を処方された」場合、
それは「対症療法である」ことを忘れないようにして頂きたいと思います。
仮に薬で痙攣を繰り返さなくなったとしても、原因疾患は「進行していく」場合もありますので・・


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by harutsuku | 2006-11-27 10:13 | 病気について
【7回目の月命日と乙音の癖】

昨日(11/25)は、乙音の7回目の月命日でした。
寒くなり、家の中は、闘病中の時と同じ環境になりました。
・・早いものです。
闘病中のことが、まだ昨日のことのように鮮明に思い出されるというのに・・

虹の橋のたもとは、「いつも日が射していて、暖かい」というイメージがあるのですが、寒がりだった乙音は、今はきっとぬくぬくしていることでしょう。
寒くて丸く「つくね」になって寝ていたことが、昨日のことのように想い出されます・・


寝ていたと言えば、乙音は寝る時の癖がありました。
乙音の癖は幾つかありました。(皆様のお子さんにもありますよね?)
過去記事にも書きましたが、「ご飯を食べる時、ごはんの器の周りをニ往復する」「階段を駆け上がる時、わざわざ遠回りをする」など、それを見ていた私達にとっては微笑ましい癖でした。

寝る時、必ず前脚の毛繕いをし、大きなため息をついてから寝てました(笑)
決まって毎日のことだったので、乙音にとっては、化粧を落として、『今日も一日大変だったわ。。』みたいな感じだったのでしょうか(笑)
大きなため息をついてからは、即、爆睡していました(笑)
私は意地悪をして、眠った乙音を揺り動かしたことがあったのですが、薄目を明けて「ちょっと・・。あたち、もうねむいからあしたにしてちょーだい・・」という感じで、相手にされなかったことを想い出します・・(苦笑)
眠っている乙音はとても可愛くて、その寝顔を見ながら、私も眠ったものでした。

姿は無いけれど、乙音は今もきっと、私達の枕元で無防備に眠っていると思えます・・

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by harutsuku | 2006-11-26 22:24 | ペットロス
【最近の想い・・】

ここ数日、今まで以上に乙音のことを思い出します・・
毎日朝晩、線香を焚き、ご飯・おやつ・乙音が好きだった食べ物を霊前に供えているし、毎日、乙音のことを思い出してはいるのですが。。
夢の中に出てくる日もあれば、ふとした時に乙音の気配を感じたり・・

ここ2回の記事は痙攣のことでしたが、痙攣の記事を書いてからは、乙音が痙攣を起こした時のことが、より鮮明に浮かぶようになりました・・

本当に、壮絶な瞬間でしたから・・


夢の中では・・

痙攣し、目を見開いたまま動かない乙音の姿を見ている自分のシーンと、
続けて、高熱にうなされ、呼吸が荒く苦しそうな乙音の前脚を握り、
夜が明けるのを待っていた自分の姿を、少し高い位置から見ている自分がいました。

「その時」に、自分は何もしてあげれなかったという思いがあるからでしょう・・ね。。

痙攣している時には、飼い主は何も出来ませんが、6回も痙攣させてしまったことについては、「何とか防げなかったのだろうか・・」という想いは強くあります。。
悠長に、大学病院の予約日を2週間も待っていたこと、今は後悔しています・・
予約外で連れて行っても、待たされたとは思いますが、診て頂けたかもしれないと思うと、私自身に「必死さ」が足りなかったように思えます。。

皆様には心から、「早目、早目の行動」をお勧めします・・

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【追記】
先日記事にした本、「二歩先をゆく獣医さん」ですが、「目次と概要」を書いたサイトがありましたのでリンクします。
各分野のスペシャリストの獣医さんの「お名前と所属、病院所在地」が載っていますので、ご参考にして下さい。 ⇒ペットジャーナル「二歩先をゆく獣医さん
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by harutsuku | 2006-11-22 00:17 | ペットロス
【痙攣について -2-】

痙攣は、その発作の状態によって、原因部位が分かれるようです。
①全身が痙攣する場合、②体の一部のみの場合・・です。


①全身が痙攣する場合
(脳を含み)脳以外の臓器疾患、怪我、中毒など、痙攣を起こす原因全てに当て嵌まります。
一過性の他、重篤な病気の場合があるので、早急に検査が必要です。

②体の一部のみの場合
脳の興奮状態などで起こります。
これも一過性の場合の他、脳内の異常(腫瘍、感染症によるもの、血管の異常など)が考えられるようですので、検査した方がいいと思います。ただ、脳内の異常なので、CTやMRIでなければ判らない(それでも判らない場合があるようですが・・)場合があるようです。
痙攣を起こした部位によって、脳内のどの部分に異常があるかの判断ができるようです。


一過性のものか、病気によるものかは、痙攣の頻度で判断できるようです。
度々(数日~1週間程度)発作を起こすようならば、重篤な病気の可能性が高く、繰り返し発作を起こさなければ、一過性の可能性が高いようです。

病院に掛かって気を付けること・・
「痙攣を起こしたから、抗痙攣薬を投与」・・は、早計のようです。
抗痙攣薬は、「脳神経に作用する」薬であって、例えば、原因が「低カルシウム血症」だった場合、カルシウムの補給をしなければならないはずです。
原因が何かによって、治療は慎重にならねばなりません。
「原因は何か?」について、獣医から説明を聞き、心配ならばセカンドオピニオンや、専門医を受診することも必要になるかもしれません。


乙音は、実質3週間の間に、6回も痙攣を起こしました。。
発作を起こしている我が子を見るのは、本当に辛いことです・・
痙攣を起こす度に、衰弱していく様子が見て取れました・・

痙攣は、「神経や脳・臓器の重篤な病気の可能性がある」ので、
早期の確定診断が不可欠だと思います。


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by harutsuku | 2006-11-21 12:24 | 病気について
【痙攣について -1-】

このブログを訪れる方の検索ワードで、最も多いのが「痙攣」という言葉です。
私もそうでしたが、我が子がいきなり痙攣を起こし、痙攣について書かれたサイトやブログを必死に探しておられる飼い主の方のお気持ち、お察しします。
痙攣は予期せずに起こる場合があります。
「どんな場合に痙攣を起こすのか」を知っておくことは、いざその時になって慌てないためにも必要なことだと思います。

痙攣については、奥が深いことなので、書く内容は多いです。
過去記事にも痙攣のことは書きましたが、再度、短めに何回かに分けて書こうと思います。


痙攣は、大きく幾つかの原因があり、病気療養中で痙攣を起こした場合、まず、その病気が引き金となっていることが多いようです。
何の前触れもなく(実際は何か他にサインがあるはず)、いきなり痙攣を起こした場合、考えられることは概ね以下の通りです。


    ①中毒
    ②低血糖(生後直後、吸収不良など)
    ③低カルシウム血症(出産直後、吸収不良、エチレングリコールの誤飲など)
    ④血中アンモニア濃度の上昇(尿毒症など)
    ⑤感染症の発症
    ⑥脳疾患の発症


一過性のこともありますが、病気に繋がっていることが多いので、収まってからすぐに病院で診て頂いた方がいいと思います。

痙攣の様子は、大概は数10秒~数分の発作の後、収まってケロッとします。
その際、四肢を伸ばして体を反らし、失禁・脱糞する場合があります。
呼吸が急に止まったように見える場合もあります。
(乙音が最初に痙攣を起こした時もそうでした。。一瞬、死んでしまったように見えます。。)

痙攣発作の間は、「手出しをせず、収まるまで見守る」しかないようです。
下手に手を出して噛まれたり、余計に苦痛を与えてしまう可能性があるからです。
※「舌を巻き込んで窒息しないよう、舌を引き出す」という対処法もあるようですが、異論を唱える専門家も多いようなので、心配な方は、すぐに獣医に電話で指示を仰ぐのがいいと思います。

「痙攣はすぐに収まる」というのが普通のようですが、長く続く場合、尋常ではありませんので、すぐに病院に電話して、指示を仰ぐことが必要です。

何れにしても、
「慌てず、動かさない」「獣医の指示を仰ぐ」「病院へすぐに連れて行く」
・・ことが大切です。

痙攣に限らず、緊急事態に備え、「獣医の緊急連絡先をあらかじめ教えて頂いておく」ことも大切です。


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by harutsuku | 2006-11-20 18:17 | 病気について
【二歩先をゆく獣医さん】

獣医についての記事を書いてみたのですが、読み返してみると、個人的感情が入り過ぎてしまい、そのまま公開すると、関係各所から苦情が来そうなので(泣)、お蔵入りにしました。。

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↑この本、今度読んでみようと思っています。
街の獣医さんの多くは、「専門性がない」ということは以前書きました。
この本の紹介記事⇒ 専門医は[二歩先をゆく獣医さん]でチェック! によれば、この本には次のことが書かれているようです。

「・・一般の町の動物病院ではいかにこれらの病気が見つけにくいか、飼い主はどうすればそのサインを見落とさずにすむかが書かれています。」・・と。

気になるところです。
手に入って読んだら、また記事に書こうと思います。


そして、獣医については、こちらのサイトにも目を通しました。⇒獣医師という仕事
高校生が進路を選択する材料として書かれたものですが、実情が分かり易く書いてありました。(長いですが、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。)

獣医というのは大変な仕事だと思います。
高学歴な割りに高収入でもなさそうですし、勤務時間も長く、分からない病気の患者も舞い込みます。個人的には同情する部分もありますが、一飼い主としては、不満が多いです・・
私は乙音が亡くなってから、獣医になりたいと思いました。
(今からでは到底、無理ですが・・)

どの獣医さんも、私達の大事な家族を助けるために、頑張って欲しいと思います・・


※11/22 追記
この本の目次と概要、スペシャリストの獣医さんのお名前、所属、病院所在地は
こちら ⇒ ペットジャーナル


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by harutsuku | 2006-11-17 23:16 | e.t.c.
【生検(バイオプシー)について】
【11/14 更新】

各種検査を行っても、どんな病気か判らないことは、ままあるようです。
体表近くにあるしこりや、臓器などに疑わしい影などがあったり、乙音のように、レントゲンやエコーでも判らない場合、生検(バイオプシー)という確定診断の方法があります。
個人開業の動物病院で、CT等を持っているところは非常に少ない(装置の価格が数千万なので)ため、生検という方法は良く行われるもののようです。

ただ、CTやMRIなどの画像検査でも、病気を確定できない場合があるようです。
この場合も、生検によって確定診断を行うようです。

生検とは、文字通り「生体細胞を採取して、病理検査をする」ことです。
直接、細胞組織を調べることによって、どんな病気なのか、または病気ではないのか、の確定診断ができるようです。


生検の種類は幾つかあって、しこりなどに針を刺して中の組織を吸い取る方法(ニードルバイオプシー)、内視鏡で切り取る方法、直接切り取る方法、開腹して切り取る方法・・です。

体表のしこりやコブなどは、簡単に細胞採取できるようですが、体内の場合は非常に慎重になる必要があると思います。

「開腹して切り取る」方法は、全身麻酔による手術と同じです。
また、腫瘍だった場合は、腫瘍細胞が飛び散ることもあり、病巣に細菌が入っていた場合、中の細菌がばら撒かれてしまうこともあるようです。
「どんなものなのか」ある程度の目処を立てて行わないと、大変なことになりそうです。。

病理検査は、その病院内で出来ないことが殆どです。
採取した検体を、検査機関や大学病院等へ送り、調べてもらうため、結果がでるまでに時間が掛かります。
生検を勧められた場合、まずは「結果が出るまでに何日かかるか?」 を確認することが大切です。(ただ、「検査待ちの状況次第」と言われてしまうかもしれませんが・・)

「悪性のものなのか、どんな病気なのか、はっきり判らない状態」でなければ、生検は行わないはずです。
もしも・・悪性腫瘍や、重篤な疾患だった場合、一刻も早く適切な治療をしなければなりません。
2週間も3週間も掛かるようでしたら、その場で検査してもらえるところへの紹介の話を切り出してもいいと思います。
臓器の生検を勧められた場合は特に急がなければならないと思います。


ここからは、あくまで私の経験からの個人的意見ですが・・

もし、臓器の生検を勧められたら・・

大至急、「CTやMRIがあり、病理検査の出来る病院へ行く」・・ことをお勧めします。

乙音の場合、生検を勧められた臓器は「肝臓」でした。
病理検査の結果が出るのはおよそ2週間後と言われました。
しかも肝臓なので、開腹手術による生検でした。。

開腹することに私が躊躇した失態はありましたが、乙音の肝臓には、最期まで全く異常はありませんでした・・
もし生検をしていたら、「肝臓疾患ではない」という結果は得られましたが、正常な肝臓の一部を切り取られ、体を傷めて、無駄に2週間待っていたことになります・・

大学病院等であれば、個人開業病院の設備よりはるかに高度な設備があり、もしかしたら生検しなくても、病気かそうでないかの診断が出来るかもしれませんし、生検をしたとしても、即日、結果が出ます。

早くに確定診断が出来ます。

動物の臓器疾患の進行の早さは、闘病記をお読み頂いた方にはお分かり頂けると思いますが、「時間が勝負」です。

早期の確定診断」・・これが出来れば、治る病気で命を落とすような不幸を防ぐことが出来るのだと思います。


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by harutsuku | 2006-11-14 17:56 | 検査・治療の知識
【飼い主と愛犬のIQ診断】
【11/14 更新】

病気のことなど、真面目に(・・のつもりです。。)書いていると、たまに息抜きしたくなります(苦笑)
本来は、おちゃらけて(方言です・・ね? 「ふざけて」という意味です。)書きたい人間ですので(苦笑)


飼い主と愛犬・愛猫のIQ診断」、やってみました。

まずは私から・・

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・・・。
これまた、何とも中途半端な数値ですこと・・(苦笑)
ま、いいこと書いてあるから素直に喜ぼう(笑)


春之進は昔からいい子なので(親バカ。。)、きっと優秀なはず・・

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おおおおおおっ・・秀才ですかっ!(笑)
やっぱり!(親バカとお笑い下さい)


ん・・では、乙音はどうでしょうか・・
春之進よりは良くないかな・・

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うんうん、コメント当たってます(笑)
確かにいつもキビキビしてましたね。

・・なんか、私が一番おバカって結果でしたね。。
ま、親に似ず、春之進も乙音もお利口さんだった、ということで(笑)


私の傍で、相変わらず、体をピッタリ付けてご就寝中の春之進に報告したら・・

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微動だにせず。。
春くん・・かまってくれ。。(泣)

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by harutsuku | 2006-11-14 00:27 | e.t.c.



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