~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



<   2006年 12月 ( 13 )   > この月の画像一覧
【2006年 戌年の終わりに】

皆さん、今年はどんな年だったでしょうか?
良いこともあり、悪いこともあり・・様々でしょうね。

我が家は、乙音の死という悲劇はありましたが、このブログを通してたくさんの方とお知り合いになることができ、暖かいコメントや励ましをたくさん頂いて、とても救われました。
本当にありがとうございました。

私達にとって動物はかけがえのない家族であり、ずっと一緒に暮らしたい存在です。
動物を取り巻く環境は、けして満足できるものではないですが、最終的に我が子を守ってあげられるのは飼い主であると思います。

来年もここで、病気に関することを中心に書いて行きますので、宜しければ今後も是非ご訪問下さい。
お待ちしております。


昨日、春之進をトリミングしてもらいました。
寒いので、顔と手足だけですが(笑)
付けて頂いたリボン↓は、正月バージョン(笑)

b0087891_1526040.jpg

b0087891_15261375.jpg


いつもは嫌がるリボンですが、今回は気に入ったのか、気にならないのか、そのまま付けて爆睡してます(笑)
春之進の病状(糖尿病)は一応安定していますが、白内障は更に進行してしまい、殆ど見えていない状態です・・
この子には長生きして欲しい・・
毎晩、「添い寝して・・」と私の元に来る春之進は、とっても可愛い我が家の息子ですから(笑)

それでは皆様、良いお年を!
来年も皆様には、たくさんの幸せが訪れますように・・


人気blogランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-12-30 15:33 | e.t.c.
【神経の病気について ~てんかん(2)~】
※この記事は、「二歩先をゆく獣医さん(坂本徹也著)」他、を参考にしています。

症候性(原因疾患がある場合)てんかんについて。

  「真性てんかんの場合は、数分程度の発作の後はケロッとしている」のに対し、
  「症候性の場合は、他の異常行動や他の症状が現れる」

↑このことから症候性てんかんの疑いが強い場合、原因疾患を突き止めねばなりません。
血液検査でのCa値と血糖値、そしてレントゲン・エコーでの腫れものの有無の確認は、たいがいの動物病院で行える検査です。
これらの検査で異常が見つからず、てんかんその他の症状の改善が見られない時、脳の異常が考えられるようです。
脳の異常⇒脳腫瘍、ジステンパー脳炎、肉芽腫性脳炎、壊死性髄膜脳炎・・などです。
中でも多いのは、「脳腫瘍、ジステンパー脳炎」とのこと。


《脳腫瘍》

脳腫瘍は、CTやMRIによる画像検査が必要になるので、それらの設備のある大学病院を紹介して頂くしかありません。。
治療は、外科手術、放射線治療、投薬(抗がん剤)治療。

手術できるかできないかは、当然ながら腫瘍の位置などによりますが、概ね

  手術できる場合⇒側頭部の表面、後頭部、小脳などにできている
  手術できない場合⇒脳の奥深くにあるのも、癒着の酷いものなど

・・・とのこと。
手術できなければ、放射線治療や投薬治療になってしまいます。

余談ですが・・
今年亡くなった私の親族は脳腫瘍だったのですが、ガンマナイフでの放射線治療を行い、一時は腫瘍が消えたり小さくなったりと、効果はありました。
動物に応用しているかどうかは不明です。

手術で幸いにも病巣を摘出できた後、再発防止のための放射線照射をすることもあるようです。   


《ジステンパー脳炎》

ジステンパーウィルスが脳に入ってしまった場合とのことです。
この場合は、MRIでも何も判らないそうです。
MRIでも判らないとなると、「原因不明」で終わってしまいそうですが、実は「ジステンパー脳炎だった。。」なんてこともあるようです。
ジステンパーウィルスの「抗体検査」をすればすぐに判るようです。
掛かり付けの病院でもできる検査ですね。

ジステンパー脳炎の恐いところ・・
「ワクチン接種をしたからといって防げるわけではない」・・ということです。
ワクチン接種によって体内に抗体ができるので、普通のジステンパーであれば発症しないようですが、ジステンパー脳炎の場合、脳に入り込んでしまうジステンパーウィルスによるものとのことです・・
脳は、体の中で免疫作用の弱い部分であるため、ジステンパーウィルスが潜伏できるようです・・
そしてある期間を過ぎると、突然発症するようです。。

ジステンパー脳炎の治療は、支持療法(点滴、抗生物質の投与など)しかなく、致死率は高いそうです・・


中枢神経の病気は、「てんかん発作を起こし、痙攣を続けて死に至る・・」ということで、この場合は最期まで原因が特定できないことが多いとか・・
最終的には「病理解剖によってしか、原因は判らない」・・そうです。。

乙音が亡くなったとき、私達は乙音は何の病気で死ななければならなかったのかを知りたかったのと、「同じケースの子のためにも原因を突き止めて、役立てて欲しい」・・という気持ちから、病理解剖をして頂く気持ちはありました。
きっと、最期まで原因が判らなかった子の飼い主の方は、同じ思いだと思います・・

「遺骨を返すことになります」 ← こう言われて断念したのですが・・
恐らく、「飼い主に見せられない状態に解剖する」のでしょう・・

原因を突き止めて、症例のデータベース化をすることは、動物医療の進歩において、とても大切なことだと思います。

せめて・・
我が子との別れができる形に・・
死してなお、無残な姿にならないような解剖の仕方を考えて欲しいと思います。

    b0087891_23261061.jpgb0087891_23271100.jpg


人気blogランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-12-27 23:33 | 病気について
【8回目の月命日】

今日は乙音の8回目の月命日です。
・・もうそんなになるかなぁ・・というのが実感です。
今年の2月末に発症し、もう今年も終わろうとしています・・

去年の今頃は、寒がりの乙音は暖房の前や、私の膝の上や、こたつの中などでぬくぬくして寝ていましたっけ・・
病気の前触れは無く(気付かなかっただけかもしれませんが・・)、「あと何年一緒にいられろうだろう」と思うことはあっても、最期のクリスマス&年越しになるとは全く夢にも思いませんでした。。

去年の今頃は、ガンを患った親族の病状が思わしくなく、1日置きに片道25km走って見舞いに行っていました。
出掛ける用意をする私の足許にはいつも乙音がいて、「あたちも行くー」と、忙しなくウロウロしていました(笑)
「お留守番してて」と言い残し出掛けた私は、「また今度散歩に連れて行けばいいか」・・なんて軽く考えていました。。
そして結局、乙音が発症する直前までバタバタしていて、今度は乙音との闘病生活が始まってしまいました。。

「一寸先のことは誰にも分からない」・・と言いますが、「まさか・・?」という予期せぬ不幸は、本当に突然やってくるものです・・
同じ予期せぬ出来事ならば、もっといいことに巡り遭いたいですね。。

b0087891_9223073.jpg


「いいことに巡り遭う」と言えば・・
今年は、年末ジャンボ宝くじを60枚買いました(笑)
毎年、買おうと思っていて買わずに終わっていたのですが、私は発売日の次の日に、そして妻は最終日の前日に、それぞれ買ったことのない地域の売り場で「ふと」購入しました。
「神頼み」ならぬ「乙音頼み」で(笑)、乙音の遺影の前に置いてあります。
もし当たったら・・なんてことを考える楽しみがあっていいです(笑)
訃報続きの今年の締めは、吉報で終わるといいなぁ・・(笑)

古本しかない「二歩先をゆく獣医さん」ですが、比較的安い価格のものがありました。
とは言っても、定価は¥890なので、高いですが・・
ご参考まで。

人気blogランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-12-25 18:14 | ペットロス
【神経の病気について ~てんかん(1)~】
※この記事は、「二歩先をゆく獣医さん(坂本徹也著)」他、を参考にしています。

※このところ更新が滞っており、誠に申し訳ありません。。


神経病は、「てんかん」「椎間板ヘルニア」が主な病気になるそうです。
脳や中枢神経を痛めるなどによって起こる病気を神経病と分類するようです。
そのうちの「てんかん」について。

以前から、このブログへお越しくださる方の中で最も多い検索ワードは「痙攣」です。
てんかんは、痙攣発作などの症状がありますが、見た目に現れる痙攣症状は、原因別に二つに分類されるようです。

一つは「真性てんかん」で、脳に異常がない場合。(先天性)
二つ目は「症候性てんかん」で、てんかんの症状はあるものの、原因(脳腫瘍など)が別にある場合。(後天性)

真性てんかんは、元々、てんかんを起こす体質の場合で、この場合はてんかん薬での治療となるようです。
注意しなければならないのは、「症候性てんかんを、真性てんかんと間違って治療する」ことであって、てんかん(痙攣等)の原因は別にあるため、てんかん薬だけの治療では良くなりません。原因となっている病気等の治療が必要になります。

両者の判別の方法ですが、「真性てんかんの場合は、数分程度の発作の後はケロッとしている」のに対し、「症候性の場合は、他の異常行動や他の症状が現れる」という違いを見極めることだとか。
※異常行動:徘徊、暗がりに行きたがる、足がひっくりかえる、首が傾く、グルグル回る、壁に頭を押し付ける・・など

真性なのか症候性なのかを早い段階で見極めるため、飼い主の観察がとても重要のようです。発作を起こした前後の行動を正確に獣医に伝えることで、異常な行動をしているかどうかの判断ができるからです。

とは言え・・
私も乙音が最初に痙攣を起こした時は冷静でいられなかったので、偉そうに言えたものではありませんが、できれば様子を動画撮影するのが良いと思います。言葉での説明は、解釈が入る分、正確ではないので・・


乙音の場合、痙攣を起こした時には、低タンパク血症と低カルシウム血症、低血糖だと判りましたので、症候性であることは明らかでした。
発作後に病院へ連れて行けば、血液検査をすると思いますが、Caと血糖値を測ったかどうか、その数値の確認をお忘れなく。

「低カルシウム血症、低血糖」←脳以外の痙攣の原因ですが、他にも「低酸素症」というものもあるようです。心臓が悪いために脳への血の巡りが悪くなり、痙攣などを起こすようです。

症候性の場合の原因疾患には、脳腫瘍、ジステンパー脳炎、肉芽腫性脳炎、壊死性髄膜脳炎、中枢神経の組織球症などがあるそうです。
どれも完治の困難な病気のようです。。

てんかんは、「発作を繰り返す」特徴があるので、何度も発作を起こさない場合は、てんかんではないと言えるようです。


すいません、続きは次回で・・


【神経病のスペシャリスト】

埼玉県三郷市2-160-4
戸ヶ崎動物病院
諸角元二・獣医師
TEL 048-955-8179

静岡県島田市大柳825-10
渡辺動物病院
渡辺直之・獣医師
TEL 0547-38-0144

東京都武蔵野市境南町1-7-1
日本獣医生命科学大学付属動物医療センター(旧 日本獣医畜産大学)  
織間博光・獣医師
TEL 0422-31-4151(大学代表)

東京都新宿区西落合四丁目3-1
相川動物医療センター
相川武・獣医師
TEL 03-5988-7888

奈良県奈良市南袋町6-1
中山獣医科病院
中山正成・獣医師
TEL 0742-25-0007


人気blogランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-12-21 22:05 | 病気について
【乙音の誕生日】

長いこと更新せずに、お越し頂いていた方にはお手数をお掛けしてすみませんでした。
先日、当ブログをご自身のブログでご紹介して頂いた方がいらっしゃいました。

dalmaniaさん⇒高齢ダルメシアンとの【おきらく生活】
※13歳のメイプルちゃん(母)、11歳のプリズムちゃん(娘)の日常。
高齢になった我が子の介護、試行錯誤で頑張られておられます。

thomas&diaの母さん⇒Club Thomas
※11歳のMIX犬トーマスちゃん、ヨーキーのダイちゃんの日常など。
トーマスちゃんは病気と闘っています。頑張って!

-----------------------------------------------------------------

今日(12/18)は、乙音の誕生日でした。
生きていれば、満9歳でした。。
そして12/10は春之進の誕生日で、満10歳になりました。
彼らを我が家に迎え入れてから、10年近い歳月が経ったこと、改めて実感します。
そりゃあ、私達も老けてくるわけです(苦笑)

ちょうど4年前の今頃、乙音は出産間近でした。(動画「在りし日の乙音」の2週間ほど前)
私がずっと子供を産ませることに反対していたため、5歳という、初産には高齢過ぎた出産でした。。
死産だったのですが、もしその子も生きていたら、4歳だったんだなぁ・・と思うと、つくずく乙音は「運が無かった・・」と思えます。。

その時、出産祝いとクリスマスを兼ねて、犬用のケーキを妻が注文していました。
届いたのは、出産予定日の2日後。
乙音の子供と、乙音と春之進と、5人での賑やかな年越しになるはずの4年前の冬でしたっけ・・

b0087891_21313849.jpg
             ↑写真を撮られるのを嫌がる春之進

b0087891_2132590.jpg

b0087891_21411268.jpg
                 ↑いい子でお座りする乙音

ずっと続けばいいと思っていた我が子との暮らし。
いつどうなるか分からないのは、人間の命も同じだけれど・・・
皆様も末永く我が子と幸せに暮らせますように・・

※病気についての記事は、明日からまた書いていきます。

人気blogランキング
(まめに更新しないと・・ランク&アクセス数、ガタ落ちでした。。)
[PR]
by harutsuku | 2006-12-18 21:41 | ペットロス
【お知らせ】

私のもう一つのブログ「理不尽なこと」を更新しました。
「消費税増税のからくり」について、昨夜知ったことを書きました。
宜しければ読んでみて下さい。
またも国民は、「バカにされている」・・という内容ですので。
[PR]
by harutsuku | 2006-12-12 22:40 | e.t.c.
【肝臓の病気2 ~腫瘍~】

※この記事は、「二歩先をゆく獣医さん(坂本徹也著)」他、を参考にしています。

肝臓の腫瘍について。
犬に多い腫瘍は「肝細胞ガン」、猫に多いのは「胆管ガン」とのことです。
ただ、発生率はさほど高いものではないようです。

肝臓の場合、腫瘍のできる位置によって症状が異なり、
  ①肝臓の端にできた場合、症状は現れない。
  ②血液循環の主要な部位中や胆のうに出来た場合、肝機能不全が起きる
・・ようです。

腫瘍のでき方にもいろいろあり、
  ・大きなものが一つできる
  ・肝臓内部に幾つもできる
  ・境目がハッキリしないように広がる ・・などとのことです。

手術で取ることのできるようなものと、そうでないものとで、運命がハッキリ分けられるようです・・
肝臓表面近くに大きな腫瘍が出来る場合、
お腹(あばらの下辺り)を触れば確認できることが多いようなので、たまにチェックすることも必要かもしれません。
肝臓のどこに腫瘍が出来たとしても、他の臓器に比べて「症状が出ない」ようなので、早期発見が困難なようです。。

「症状が出ない」大きな理由は、「肝臓は8割程度の機能が失われても、肝不全にならない」からとのこと。
肝不全の症状が出たときには、かなり深刻なダメージがある可能性が高いようです。。
お腹を触って確認できた場合は、まだ幸運なのかもしれませんね。。

早期発見については、「エコーによる診断」が有効のようです。
人間と同じで老化によってガンの発生率は高まるようなので、特に老犬の域(6歳以上)になったら、年1回は健康診断を受け、エコーによって臓器(特に肝臓・腎臓)のチェックをすることが望ましいのでしょう。


腫瘍摘出手術の場合。
犬の肝臓は6枚の葉状に分かれているそうで、「腫瘍の無い部分を如何に残すかの判断が重要」とのこと。
肝臓は、とかげのしっぽのように、なんと「生えてくる(元に戻る)」そうです!
肝臓の3/4を摘出しても、犬の場合、8週間で元に戻るとのこと。(すごい!)
元に戻るまでの間、肝機能を保つために、「如何に良いところを残すか」・・だそうです。
手術によって腫瘍が全て取れ、肝臓が再生すれば、完治できるようです。
腫瘍を取るために、「早期発見できるかどうか」、そして「最小限の摘出」・・が分かれ道のようですね。

肝不全の場合、目に見える分かり易い症状は「黄疸」です。
白目や皮膚、口の粘膜などが黄色くなるのですぐに分かるはずです。
肝臓が機能しなくなってしまったので、毒素が体中に回ってしまうことになります。
嘔吐、多飲多尿、下痢、元気喪失、痙攣(肝性脳症)・・などの症状が現れるようです。

肝臓はかなりのダメージがあっても再生するということなので、私達飼い主にとっては、ほんの少し、救われる気がします。
けれどやっぱり、早期発見・・重要ですね。


【肝臓病のスペシャリスト】

岡山県小田郡矢掛町東三成1236-7
小出動物病院 小出和欣・獣医師


人気blogランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-12-12 21:37 | 病気について
【お知らせ】

カテゴリに、【スペシャリスト獣医】を追加しました。

人気blogランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-12-11 11:31 | e.t.c.
【肝臓の病気1 ~門脈シャント~】
先日、当ブログをご自身のブログでご紹介して頂いた方がいらっしゃいました。

イヴママさん⇒>⇒箱入り娘イヴの成長記録

※シーズーとチワワのMi、イヴちゃん(♀、1歳半)の成長を綴られたブログです。
私と同じように、過去、我が子(ジュリアちゃん)を亡くし、看取ることができなかった経験をお持ちの方です。我が子の最期を看取れないというのは、とても悲しいことです。。
「飼い主の一つの過ちによって、我が子を死に至らしめてしまう」ということを実感されています。本当に、そうですね・・
---------------------------------------------------------------

※この記事は、「二歩先をゆく獣医さん(坂本徹也著)」他、を参考にしています。


肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるのはご承知の通りで、かなり悪化するまで「症状が出ない」という厄介な臓器です。その反面、「再生能力」に長けている臓器でもあり、元に戻ることが期待できるものでもあるようです。
肝臓疾患では、「腫瘍・炎症」「(中毒のように)肝細胞が破壊されるもの」・・という分け方ができるようです。

動物(犬)に多いと言われる病気、「門脈シャント」について。
この病気で苦しんでいる子と飼い主の方は多いようです。

門脈とは、「腸と肝臓を繋ぐ血管」のことです。
シャントとは、「バイパス」のことで、門脈シャントは、「門脈にバイパスが出来てしまう」病気です。
腸から吸収された栄養と、肉類などから発生するアンモニアやガス、その他口から取り入れる雑菌などは、腸⇒門脈⇒肝臓へと送られ、不要なものは肝臓で濾過されて、きれいな血液が体内を循環するようになっているそうです。
門脈シャントの場合、肝臓を通らないバイパスができてしまうことにより、肝臓の機能を使うことができなくなり、アンモニアや体に悪いものが直接血液に混ざってしまうことになります。

---------------------------------------------------------------
【門脈シャント】

◎原因
1)先天性
2)後発のもの(門脈の圧が高いためにバイパスができる)

◎症状
(肝臓を使っていないため)肝不全の症状がある。
   ・肝性脳症(アンモニア等の毒素が脳に行く)
   ・肝臓炎(肝臓に血液が流れないことによる機能低下)

◎発症の特徴
食後(特に肉類を食べた後)に症状が現れる。
発育が悪い、異常に痩せている。
   ・元気が無い
   ・躁鬱状態
   ・凶暴化
   ・目が見えなくなる
   ・痙攣(てんかんと酷似)・・・など

◎診断
カラーエコーによる目視診断
血液検査(血中アンモニア濃度など)

◎治療
手術(門脈シャントの閉塞手術)
※術後の経過が良ければ、生存率は高い

◎発病し易い犬種
   ・ヨークシャーテリア
   ・ミニチュアシュナウザー など

◎発病時期
生後2、3ヶ月頃から6ヶ月頃までが多い。
---------------------------------------------------------------

先天性のことが多いため、普通食に切り替えた頃から発症するようです。
手術をしなければ、治らない病気のようです。
痙攣や異常行動など、神経症状がでないと発見し難く、また幼い頃に多いことから、「ジステンパー」や他の病気と間違われる場合もあるとのこと。
早期の手術が必要なので、診断を誤らないことがとても重要のようです。

手術そのものは、シャント(血管)を縛って血流を止めるだけのようですが、シャントのある場所によって難易度・成功率は違い、シャントが肝臓の外にある場合は成功率は高く、肝臓の内部にある場合は難しい手術になるようです。
血管の手術になるため、大学病院等、それなりの病院・経験のある獣医師の下で手術することが必要のようです。


【肝臓病のスペシャリストの先生】
岡山県小田郡矢掛町東三成1236-7
小出動物病院  小出和欣・獣医師


「参考になった」と思われた方は、宜しければクリックをお願いします。
人気blogランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-12-10 10:42 | 病気について
【愛しのサザビー】

私が数ヶ月前から読んでいたブログのひとつに「愛しのサザビー」がありました。
ここへお越し下さる方の中にも、読まれていた方は多いと思います。

ご存知無い方のために・・
パピヨンのサザビーちゃんと、チンチラのララちゃんの飼い主Ayaさんのブログです。
楽しい日常のことを綴られていたのですが、普通と違っていたのは・・
Ayaさんは「病魔に冒されていた」ということ・・

死と向き合いながら、明るく懸命に生きられていたAyaさんの書かれたブログは、
時に可笑しく、時に考えさせられるものでした・・
そしてこの11/30早朝・・
Ayaさんは亡くなられたそうです・・
心よりご冥福をお祈り致します。


人間と動物の寿命からすれば、飼い主が我が子を看取ることの方が絶対的に多いはず。
私は、乙音を助けてあげれなかった後悔と、看取れなかった後悔から、
『如何に「その時」を先に延ばせるか』・・ということを頭に置いて書いています。
Ayaさんのように、我が子を残して旅立たねばならない方もいることを、自分に置き換えながら読ませて頂いてました・・

最近、自殺をする方が多く、自殺予告なども多いですよね・・
私自身、昔は自殺を考えたこともあるので、そのような方を責めるつもりはありません。その人でなければ分からないことは「ある」からです・・
また、自殺までは考えなくとも、「辛い」「苦しい」「どうしていいことが無いのか・・」とお嘆きの方は多いことでしょう・・

けれど・・
そんなことを考えた時には、死から逃れられないと(恐らく)感じた時のAyaさんの
心の叫びを読んで欲しいな・・と思いました。
私にとって、「愛しのサザビー」は、考えさせられたブログでした・・


天国のAyaさんへ
乙音ともキャッチボールして、遊んであげて下さいね・・お願いします!


     人気blogランキング
[PR]
by harutsuku | 2006-12-06 12:16 | e.t.c.



闘病記・ペットロス・教訓   病気について・飼い主の知識・呼び掛け・告知
by haru
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
         
動画:在りし日の乙音
在りし日の乙音(約4分)  
 
haruのブログ
理不尽なこと 【10/2 更新】
Page View
UL5
カテゴリ
検索
リンク
フォロー中のブログ
以前の記事
最新のトラックバック
骨髄増殖性疾患
from 一語で検索
総コレステロール
from コレステロール・家族性高コレ..
それでもぼくは禁煙しない
from それでもぼくは禁煙しない
ペットの病気 大切なペッ..
from ペットの病気 大切なペットを..
心臓の病気 心臓発作の仕..
from 心臓の病気 心臓発作の仕組み..
腎臓の病気と症状 腎臓は..
from 腎臓の病気と症状 腎臓はカラ..
腎臓がんの症状と診断
from 腎臓がんの症状と診断
オーダー・フード、その後。
from 佐渡のワンコ
眼の健康を大切にしたい方..
from サプリメントの知恵
病気と健康
from 病気と健康
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
ボンレスハム工房へ
http://harutsuku.exblog.jp/

アクセス解析