【2006/4/5 闘病41日目】 ~まさか・・でしょう。。
↑これは、私達が付けていた乙音の闘病記録ノートです。 3/24から、症状や排泄、飲水、薬、食べた物、その他気が付いたことをその時間と共にノートに書きとめていました。闘病記事はこのノートを見ながら書いているのですが、最初の方は、診察の内容や結果、どんな薬を飲んでいたかなどの記録がありません。。記録の目的は、診察の際、家での乙音の状況を先生に正確にお伝えするためでした。なので、カルテに書いてある内容の記録はしていません。乙音は絶対に治ると思っていたので・・。 せっかく記録するなら、治療の詳細についても記録しておけば良かったと思っています。。 2004/4/5 闘病41日目 ほぼ、「寝たきり」の状態の乙音・・ 調子がいいと思っていたら、また悪くなる・・の繰り返しの日々でした。 ~続き~ 昨夜、21時過ぎ頃から「くしゃみ」をするようになりました。 0:45 排尿+飲水 1:40 ささみジャーキー1本、豆腐にぼしmix10g 飲水 2:50 排尿+飲水 4:40 〃 6:00 〃 7:15 〃 8:00 〃 9:00 豆腐にぼしMIX10g、TLC(ドライフード)12g 9:05 ステロイド1/2錠、抗生剤、胃薬 今朝は調子が良いようです。 ステロイドを飲ませる前に、食欲がかなりありました。 食べる仕草にも力があります。 こんなにも、ただ「食べてくれる」ということが嬉しいと思うとは、発症前は思いもしなかったことです。にぼしは犬猫用のものでした。味見してみると結構ショッパイ気がしたので、あまり大量にはあげなかったのですが、少し細かく崩して掌に乗せて与えました。今でも私の掌には、乙音の舌の感触が残っています。。 9:10 飲水 10:30 排尿+飲水 12:00 〃 13:15 〃 14:30 〃 16:00 〃 16:30 飲水(スポイト10ml)、ニュートリカル(小豆大×1) ベッドで横になってる時は、眠っています。できるだけ体力を温存して欲しい・・ 18:00 飲水+排尿 この後、部屋の中をちょろちょろ歩き回りました。少し寝ては、またちょろちょろ・・ 落ち着かない感じではなく、元気があるみたいです(笑) 20:12 飲水(スポイト10ml) 20:40 排尿、にぼし少々 20:50 飲水 おしっこの回数がいつもより少ない気がします。 とりあえず、耳を擦り付けたりする「痙攣の前兆」は見られなかったので安心していました。 21:15 嘔吐×3回連続⇒痙攣(てんかん?)、失禁。。 突然のことでした・・全く予期していないことでした。。 直前に前兆と思われる行動はありませんでした・・何故?? スヤスヤ寝ていた乙音がムクっと起きたと思ったら、私達から遠ざかるように部屋の隅(トイレとは反対方向)に歩き出し、立ち止まって全身を大きく前後に揺らせて嘔吐しました。。 ・・しかも続けて3回。。 2回目の嘔吐の後、「もう一回したら、また・・」と思っていたら、3回目の嘔吐の後、バタリと床に横になって倒れました。その後すぐに四肢を伸ばし、首を大きく反って動かなくなりました。。 見ると、失禁しています・・ 3回目の嘔吐の瞬間の乙音の顔は、3/24の最初の痙攣で見た「地獄の顔」そのものでした。。けれど今回は痙攣というより症状としては「てんかん」でした。四肢の震えは確認できません。 倒れこんだ後の乙音の顔は、無表情で大きく目を見開いたまま瞬きをしません。。 私達が「乙音が死んじゃった・・」と思った、あの時と同じ・・。 3/24の時は、私達には「心肺停止状態」に見えました。次の日、先生にそのことを伝えたら、「それはないと思いますよ」と言われたのですが、私達は「呼吸が止まって、何かのきっかけで蘇生した」と思っていました。この時、心肺停止ではないことを確認しましたので、先生のおっしゃったことが正解だったと分かりました。けれど、動かなくなった状態を見たら、死んでしまったと勘違いしてもおかしくない・・。 すぐに先生に電話しました。21時過ぎでしたが、先生に申し訳ない、などと思う気持ちの余裕は無く・・。すぐに看て頂けることになったので、急いで車を走らせました。 病院までの20分が長かったのを覚えています。幸い、夜だったので道は空いていました。 病院へ到着。すぐに先生も自宅から来て頂きました。お礼もそこそこで、すぐに血液検査をして頂き、「Caが低いですね」とのこと。低血糖もあるようです。 Caとブドウ糖と肝臓の薬を皮下注射して頂きました。 当の乙音と言えば、少し驚いたような顔こそしていましたが、グッタリしている感じはありません。 「これで様子を見て下さい」 先生に丁重にお礼を言って、自宅へ戻りました。 22:25 排尿 22:30 ささみジャーキー1本、にぼし2本 自宅へ着いてから、何か食べたい感じだったので少し食べさせました。 けれど、ドライフードには見向きもしなかったので、食欲があった感じではありません。吐いて体力を失った分、乙音は食べることで体力を回復をしようとしていたように思えました。 今回は痙攣の前兆と思っていた行動がなかった。 にもかかわらず、痙攣(てんかん)を起こした・・ 私達は訳が分からなくなっていました・・ 「これじゃぁ、痙攣を防ぐことなんてできないじゃん。。」 乙音の仕草で状態が判断できると、高をくくって半ば安心していた私。 リアルタイムにCaや血糖値の監視をしない限り、痙攣を防ぐのは不可能に思えました。。 【続き:6月の記事】 よりたくさんの方にご覧頂くために↓クリックご協力お願いします。 --------------------------------------------------------------- 【初めてご訪問頂いた方へ】 4/30より時間を追って、「闘病記」「ペットロス」「春之進(乙音の兄)」の記事を書いています。(「闘病記」は2006/4/30からです。) ---------------------------------------------------------------
by harutsuku
| 2006-05-31 13:07
| 闘病記
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動画:在りし日の乙音
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理不尽なこと 【10/2 更新】
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