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~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【春之進の通院】

昨日の記事で「闘病記は間を空けずに書いていく」宣言したばかりですが、メモを見たら闘病46日目夜~47日目朝までは、「壮絶な夜」だったので、ちょっとすぐには書き始められない気持ちです。。なので、今日は春之進の通院について書きます・・

【春之進の通院】_b0087891_17374113.jpg


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今日、春之進を病院へ連れて行きました。

・自宅での尿検査の結果と日々観察したことを報告するため
・ワクチン接種の相談をするため
・狂犬病予防接種の免除申請書を書いて頂くため ・・・の通院です。


【尿検査と糖尿病】
自宅での尿検査で判ったことは、以下の4点です。

1)尿糖値と多飲多尿の相関がないこと
2)ケトン体値と多飲多尿の相関はあるかもしれないこと
3)インシュリンの効きのバラツキは、注射の仕方によるかもしれないこと
4)数値のバラツキがあっても、体重・食欲・状態に変化がないこと

先生に全てお伝えしたところ、ちょっと困った感じでした。
(先生も関係があると思っていたらしい。)

・多飲多尿と尿糖の数値に相関がない場合もある
・ケトン体と多飲多尿の相関はあるかもしれないが、もっと長期間の検証をしないと確かとは言えない。
・インシュリンは皮下に入っていないと、効き始める時間がバラツク

という見解でした。
今まで、私達は多飲多尿の様子からインシュリンの効き具合を判断していたので、おそらく尿糖・ケトン体と、多飲多尿の関係はずっとこんな感じであっただろうとのことでした。

・・確かにそうかもしれません。

春之進は4年間ずっと同じ状態だったようですが、合併症は白内障のみで、他の疾患を併発したことはありません。現在も、幸いにも肝機能その他に問題はありません。

インシュリン投与量を減らすための日々の検査でしたが、今の投与量(6単位)は、血糖値のコントロールをするのに微妙な量で、尿糖が高い日もあることから、このまま6単位で様子を見ていくしかないだろうという結論になりました。
確かに、6単位以上投与してしまうと、(6単位で血糖値80くらいの時もあったので)今度は低血糖になる可能性もあり、現状維持で尿糖・ケトン体の検査を続け、慎重に投与量を決める必要があると私も思います。

自宅での血糖値測定(穿刺による検査)については、今の段階では春之進に負担になるのでやめることにします。また、血糖値の過去の推移が判る血液検査(フルクトサミン、グリコヘモグロビン)については、もう少し尿検査を続けてからにすることにしました。


【ワクチンについて】
乙音も春之進も、3年前まで違う病院に掛かっており、そこでは毎年この時期にワクチン接種をしていました。ワクチンは「8種混合」でした。

     〔8種混合ワクチン〕
       ・犬ジステンパー
       ・犬伝染性肝炎
       ・犬アデノウィルス2型感染症
       ・犬パラインフルエンザ感染症
       ・犬パルボウイルス感染症    →(以上で5種混合)
       ・犬コロナウィルス感染症    →(以上で6種混合)
       ・犬レプトスピラ感染症(2種類)→(以上で8種混合)

前回接種から丸3年経っており、中には抗体の効果が無くなったものがあるとのこと。
但し、怖いのは「犬ジステンパー」「犬パルボウイルス感染症」なので、その抗体は大丈夫とのことでした。
春之進の糖尿病の経過から、ここでワクチンを打つのは「リスクが高い」との先生のお話でした。私もリスクの方が恐いとは思っていました。

感染症なので、他のワンちゃんに接する頻度にも関係します。

春之進は、散歩に連れていく頻度が低く(私達の怠惰ですが・・)、また散歩のルートで他のワンちゃんに会うことは殆どなく、他のワンちゃんの糞尿に触れることには気を付けていることを先生にお話し、感染の危険性は低いだろうと言われました。
ただ、「犬ジステンパーや犬パルボウイルス感染症が流行ることがあるので、その時は早急にご連絡します」という先生のお言葉を聞き、リスク回避の方を選択しました。


【狂犬病予防接種の免除】
これは、今の病院に通うようになってから、毎年免除して頂いています。
獣医師の免除申請書を持って行けば、自治体側から文句を言われることはありません。

狂犬病は、「日本国内では絶滅」と言われていますが、世界中でまだ発生していて、年間5万人以上の人間と10万頭以上の動物が亡くなっていると言われています。感染すると人も動物も100%死ぬと言われる病気なので、「絶滅」という言葉を信じない方がよいのかもしれません。今の世の中、狂犬病に感染した犬や人が日本に入ってこないという可能性は0ではないと思いますので・・。


・・というわけで、春之進は今後も日常の観察を続けていきます。
また、状況をここで書いていこうと思います。


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by harutsuku | 2006-06-28 17:42 | 春之進
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