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~原因不明の病気と闘った愛犬の記録~



【痙攣について -3-】

痙攣を起こしたとき、原因追求のための検査には、およそ下記のものがあるようです。

   ①血液検査
   ②尿検査
   ③感染症の抗体検査
   ④エコー
   ⑤画像検査(レントゲン・CT・MRI)

普通、まず最初にすることは、血液検査になります。
痙攣の原因は様々なので、早くに原因を突き止められるかどうかが重要になります。
以前書いたように、血液検査の項目によっては、「問題ない」ことがありますので注意が必要です。

病気療養中の場合は、その病気が引き金となっていることが多いようなので、およそ原因の見当が付き易いと思いますが、急に痙攣を起こした場合は、「原因予測」の見誤りは、手遅れになってしまう可能性が高くなってしまいます。。

急な痙攣で多いのは、「中毒」「低血糖」「低カルシウム血症」のようです。
血液検査で調べる項目としては、

   ・血糖値
   ・血中カルシウム(Ca)
   ・白血球(WBC)
   ・赤血球(RBC) ・・その他です。

中毒の場合は、肝機能に障害を起こすことがあり、

   ・GPT、ALT
   ・GOT、AST ・・・何れかを調べます。

何れにしても・・
原因について、獣医師からしっかり説明を受けることが必要です。
血液検査で「何を調べ、値がどうだったか」を控えておくことができれば、自分で調べたり、セカンドオピニオンの際に役立ちます。
   
いきなり我が子が痙攣を起こした時には、おそらく殆どの方は冷静でいられないと思います。
ですが、なるべく冷静になり、「早期に原因を突き止めるよう、獣医に強く要望する」ことを忘れないようにして頂ければと思います。
「痙攣の原因が判るまで安心してはいけない」と、私は思います。

また、原因が判らないけれど、「抗痙攣薬を処方された」場合、
それは「対症療法である」ことを忘れないようにして頂きたいと思います。
仮に薬で痙攣を繰り返さなくなったとしても、原因疾患は「進行していく」場合もありますので・・


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by harutsuku | 2006-11-27 10:13 | 病気について
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